[暗殺教室]ひとつ年下の同級生 (ページ2)

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ｶﾞﾗｯ

数学の時間に

突然ドアがあいて

赤い髪の女の子がはいってきた

『暑い...クーラー..ないの？』

殺｢雪花さん、初日から遅刻はよくありませんね｣

『以後きおつけます』

殺｢いきなりで悪いのですが、自己紹介をおねがいします｣

『...自己紹介をします。雪花 Aです、よろしくおねがいします』

『みなさんよりひとつ年下です。飛び級したら停学をくらいE組です』

教室がざわざわする

そりゃそうだ

年下だなんて

殺｢みなさん、仲良くしてくださいね｣

『席は？』

殺｢カルマくんの隣です｣

『わかった。あと、ひとつ質問』

殺｢なんですか？｣

『烏間先生が、貴方のこと...殺していいっていってた..殺していいの？』

殺｢ﾇﾙﾌﾌﾌｯ殺してかまいませんよ｣

『そっか』

殺｢おや？いま殺さないんですか？｣

『うん..計画を練ってからにする』

★ ★ ★

カ｢よろしくね｣

『うん..』

授業中、カルマくんと雪花さんは

一切ノートをとっていなかった

カルマくんはいつもどうり

ほおづえをつきながら

黒板を見ていたけど

雪花さんはボーッとしながら

教室内をみていた

★ ★ ★

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

休み時間だ

予想どうり、雪花さんの周りには

沢山のクラスメイトがいた

倉｢こんにちは、私、倉橋陽菜乃(ｸﾗﾊｼﾋﾅﾉ)っていうの、よろしくね、雪花さん｣

『うん、よろしく..あと、名前..Aってよんでもいいし雪花でもいい..さんつけなくていいよ..』

倉｢そっかー、わかった！Aって呼ぶね、私のことは陽菜乃でいいよ｣

『わかった..陽菜乃』

このあとも、女子が自己紹介をしていった

雪花さんについてわかったことは

・茅野より背が低いこと

・話すとき言葉と言葉の間が少し長いこと

あと

・なにを話しても無表情なこと

無表情ではないかもしれない

ただ、雪花さんは目が死んでいる

簡単にいうと、目に光がない

少しだけ、カルマくんと似ている目だなと思った