8人の家 (ページ7)

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多数決ページ7

【orange side】

『はぁぁぁあ！？！？』

そうなりますよねー…

村「おいマル！どうゆうことやねんそれ！」

横「この家に一般の女の子入れるんか？！」

渋「その女、ええ女か？」

安「ちょ渋やーん今それ問題とちゃうよ～」

亮「いやや、俺は絶対反対」

倉「俺も。やばい女やったらどうするん？」

もーみんな一気に喋らんといてやぁ泣

村上くん八重歯伸びてるわ…

「ほんまごめん！！！その子社宅が来週から住めなくなっちゃうらしくて、
来週からからホームレスやねん！僕そんな子ほっておけんくて」

村「んなもんホテルにでも泊まればええやないか！」

「ええやん家一部屋空いてるし！」

亮「なんでマルがそんな必死なんよ」

倉「あ、お前一目惚れしたやろ」

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『図星やぁぁぁー！！！』

「ちゃう！ちゃうよ！！！」

横「お前の一目惚れに俺らを巻き込むなよ笑」

渋「その子可愛いんか？」

安「んもぅ渋やん」

倉「俺らのファンとか？」

「いや、僕のことわかってなかった」

『……』

「ほんで可愛いだけやなくてめっちゃええ子やねん！きちんとしたOLって感じの子！悪い子ちゃう！
俺らにとってもメリットやと思うねん！家事とかもやってくれるかもしれへんし、こんな男7人のむさ苦しい家もおしまいや！」

横「うーーん」

ピコポンッ

「あ、Aちゃんや」

ちょうどAちゃんからのLINEが

“今日はありがとうございました。シェアハウスの件なんですが、私としてはすぐにでも借りさせて頂きたいです。
住まいが決まるまでの間だけでも大丈夫ですので、どうかよろしくお願い致します。”

ふふ、営業さんやな～

村「なんや、真面目そうやな」

「うぉ！見てたん！？」

横「まぁ、住まいが決まるまでならええんちゃう？」

亮「え、ほんまに言うてる？」

安「僕もいいよ～可哀想やし」

「よし！7分の3の了承により、AちゃんにOKしまぁ～す！！！」

村「お前多数決の意味わかっとんのか！！」