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デッカチャン ページ12
「2階はメンバーの部屋！Aちゃんの部屋もこの階にありま〜す」
「メンバー？」
わかりやすく焦り出す丸ちゃん
渋「おう、メンバーや」
「なるほど。」
すばるさんに言われると、納得してしまう
「うん！そう！！ここね、Aちゃんの部屋」
ドアが開くと、綺麗なフローリングの上に
ピンクのラグ。
ベッドカバーは可愛い花柄。
そしてドレッサーまで。
「可愛い…ここ本当に客間？」
「おぉ！喜んではる！実は昨日亮ちゃんと僕で、
女の子らしい物揃えてみたんですよ〜」
「えぇ！凄く嬉しいですありがとうございます！」
社宅とは大違いの可愛いお部屋
用意してくださったなんて…
「2階はこの4部屋と角にトイレと洗面所。
3階も2階と同じつくりになっておりま〜す！」
「すごいお家…」
渋「もっと凄いものあんで、付いてこい」
「は、はい」
もっと凄いってなんだろう…
･
･
･
･
･
なんと、この家には地下があった
「…スタジオ？」
地下室はリビングよりも広かった。
前の壁は全て鏡。
そしてバンドセット？が組んである。
あのドラムに書かれているマーク…
私はとんでもない場所に来てしまったのかもしれない
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作者名：こうめ | 作成日時：2020年12月20日 0時
