呪術専攻の公安刑事2 (ページ24)

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59話ページ24

「お嬢様、起きてください。お勤めです。」
『ばあや、おはよう。』
ばあやに朝６時に起こされる。なかなかに早い。というかいつもばあや何時にねて起きてるんだ？謎だ。
ちなみにお勤めというのは結界の張り直しである。五条先輩が国宝級のものを私に預けるから！！こっちはいつもヒヤヒヤしてんだけど！？

書斎で、仕事をしていると、
「お嬢様、可愛らしいお客様ですよ、」
とばあやが来た。お昼前か。
『ばあや、』
「お昼ですね、承知いたしました。」
さすがすぎる。
『洋服はどこいかしたの、ばあや。』
「東の部屋ですね。」
…遠いな。
『着物から着替えたいのだけども。』
「お客様を待たせるのはいけません。さっいきますよ。」
ずるずるひきづられていく。

『いや、こんなに来るとはきいてないぞ、コナンくん。』
「探し物は少年探偵団にお任せください！！」
「ごめんなさい、西条さん。電話聞かれてたみたいで。」
申し訳なさそうに、コナンくんがいう。
『それと、安室さん。何しにきたんです？』
頬をひくひくさせながら安室透＿＿降谷零をみる。
「人数が多い方がいいでしょう？」
あんたは怖いからいらねーよ！！
「お姉さん着物綺麗だね！」
ちょっとおませさんな歩美ちゃんがいう。
『あはは、ばあやが着せたがるからね。』
「日が暮れるから早く探そう、西条さん！」
わかってるよ、コナンくん。
『いい？ここには国宝級の代物もある。お札が張ってあるところは入らない、触らない。いいね？』
「「「はい！」」」
返事がいいな。
『コナンくんたちもいいですね？』
「「はぁーい」」
ショートカットの子に関しては返事すらかえしてくれなかったよ！！

「A様、私が案内いたします！」
『ありがと、如月。私とコナンくんと、安室さんは西から、君たちは東から。』
如月頼んだよ！

『ここは書斎。いつも私がいるからないと思う。』
「それにしても広い家にすんでるんだな。」
広すぎるよ。
『両親がお金持ちでしたから。私も学生時代かなり稼いでましたし。』
「…西条さん学生時代何してたの？」
『命の賭けみたいな戦い。若くして殉職していく世界。』
それが呪術師だ。
「なんだここ。」
勝手に開けんでもろて？
『そこは呪具！全部本物うん百万するやつだから、触らない方がいいよ！』
「(普通に銃刀法違反してね！？)」
「…こっちは銃だな。」
『何しに来たの？君たち？』
先が思いやられる。