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「こう、じ」
そう呼んだAの声は
隣にいた俺にも確実に聞こえていた
康二とAの2人の間に流れる空間が
初めましてではないものにみんなが気づいていて
「康二って翔太くんと同じグループだったんだね笑」
深澤「康二とAちゃんって知り合いだったんだ！」
変な空気になってしまったこの場をふっかが変えようとしてくれている
目黒「この人って…」
康二「俺の高こ…翔太「俺の彼女だよ」
康二と何かしらの関係があるのだろうと思っていたけど
俺の彼女(仮)には変わりないから答える
康二「なぁ、翔太くんAちょっと借りてええ？」
翔太「いいけど、」
俺の答えを聞くと、すぐにAを連れていき出ていく康二
阿部「あの二人ただの知り合いじゃなさそうだな〜」
岩本「翔太、いいの？」
別に彼女(仮)だからいいよ、と答えたくなったけど
2年もこの居心地のいい関係を築いていけて、簡単に壊したくなかったから
翔太「少し妬くわ」
ラウ「しょっぴーかわいい！！」
佐久間「やっぱりAちゃんにはデレデレやんすね！！」
Prrrrrr…
岩本「康二の携帯じゃね？」
ラウ「あ！ほんとだ！でも今無理じゃん」
鳴り止むと
ラウ「ねぇ！康二くんの待ち受けの手って康二くんに女の子だよ！！！」
深澤「うそ？、あ、ほんとだ」
岩本「浅草とか行ってるし笑
あいつもかわいいな〜笑」
みんなが覗くから気になり、俺も見てみると
ポートレートで取られた人形焼の写真
康二じゃない方の手は綺麗な手で女の子の手だった
人形焼…？
ふと、考えてみると午後がオフになった次の日彼女が机に置いていたお土産も人形焼だった
まさかとは思うが、あの日の康二の急ぎようと、彼女のあの格好を見ると
なぜか、そうだろうと思ってしまって
この気持ちは一体なんだろうと疑問に思う
俺はしばらく2人が出ていった扉を見つめていた
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あやみ - とても好きな作品です！更新楽しみにしてます。 (2020年7月18日 17時) (
レス) id: eba92de371 (このIDを非表示/違反報告)
Milk - 初めまして(*・д・)ﾉこの作品を見させていただいてます。とても面白くて読んでいて楽しいです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます。 (2020年6月5日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - 更新お疲れ様です！とても好みな作品で続きが楽しみです♪これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月5日 21時) (レス) id: 0206efb14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こた | 作成日時：2020年5月20日 17時
