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康二「翔太くんがおんねんから、」
勇気を出して伝えると、いつもと違う目で私を見て言った
「ｯ、」
翔太くんとは正式な関係じゃないの！って
言いたかったけど
ここでバレたら翔太くんにも迷惑だから
「そーだよね！！笑
なんかあーやって遊びに行けたのも久しぶりだったし、もう康二も住む世界が違うもんね笑変なお願いしてごめん」
紛らわすようにそう伝えた
えーっと、今日は、あ、チキン南蛮か
何をするにも手が付かないくらい、ぼーっとしてしまう
ご飯を食べ終え、お風呂に入りスキンケアをしていると
ｶﾞﾁｬｯ
「おかえり」
翔太くんが帰ってきた
今日もおかえりを言うが、何も返事が来ない
「先にお風呂入ってきて」
と言うと、彼はお風呂場に行った
康二とのトークのアルバムから浅草に行った時に撮ってもらった時の後ろ姿をロック画面に設定し彼が上がって来る間に料理を作る
しばらくすると、上がってきて
翔太「ビール」
「あ、うん」
彼が飲むのは珍しいから、自分用に取っておいたビールを泣く泣く彼に渡す
いつもは彼が食べ始めるのを見届けたら部屋に戻るんだけど今日は何故かそんな気にならなくて
ソファに座り、ぼーっと携帯をいじる
彼との写真を見返して、戻りたいなぁとか思ったり
アイドルと付き合ったら、お家デートとか人目につかない場所が定番だと思っていたけど
康二と付き合ったら、何も気にせずに外へ連れ出して楽しませてくれるんだろうな…って考える
翔太「やかんのお湯、止めてねぇの？」
翔太くんに言われ、現実へ引き戻される
はっ、と気づいて携帯の電源を切り翔太くんが食べている真横に置きやかんの元へ
「ありがとう」
お茶の葉を取り出し、麦茶用の入れ物に入れる
翔太くんは食べ終わったらしく、ビールを飲んでいる
ピロン
通知音がなり、携帯を見ると
みなからのLINEであって、康二からではなかった
あれ、なんで、康二のこと考えているんだろう
「はぁ」
ｸﾞｲｯ
「ｷﾔｯ」
ﾄﾞﾝｯ
そこには鋭い目付きをした翔太くんの顔があった
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あやみ - とても好きな作品です！更新楽しみにしてます。 (2020年7月18日 17時) (
レス) id: eba92de371 (このIDを非表示/違反報告)
Milk - 初めまして(*・д・)ﾉこの作品を見させていただいてます。とても面白くて読んでいて楽しいです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます。 (2020年6月5日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - 更新お疲れ様です！とても好みな作品で続きが楽しみです♪これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月5日 21時) (レス) id: 0206efb14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こた | 作成日時：2020年5月20日 17時
