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A、お前はいつまで俺の気持ちに気づかんのや。
「 好きやねんで、ずっとずっと… 」
涙で濡れた枕を取り替えて、おでこを撫でる。
「 言うても…お前は気づいてくれへんよな(笑) 」
自傷気味に笑って、寝室をあとにした。
いくらベッドが一つしかないとはいえ、好きな女と一緒に寝れるほど俺は強くない。
むしろ、自分を守るために別々に寝る。
そうせな、俺もAも壊れてまうから。
『 のぞむ、… 』
寝言で呟いた彼氏の名前。
夢の中では仲良しか？好き同士で上手くやってる？
そうなら、俺も未練なく諦められる。
…いや、無理やな。
『 …重岡くんっ、 』
「 んぉ、A？ どうした、虫？ 」
『 んーん、…目閉じると望が出てきて寝れないの 』
それは夢でっせ、Aさん。
でも、こんな天然でさえも俺は好きになってしまう。
「 そばにおったるから。 ほら、もう寝や？ 」
背中を押して、寝室まで連れていく。
布団の上からお腹をトントンしていれば、次第に聞こえてくる規則的な寝息。
寝たんやな。
「 幸せになれよ、A 」
我ながらもクサイことをいうたとおもっとる。
でも言わな、自分が壊れそうで怖いねん。
いつか心が壊れてしまいそうで、ガラスが割れてしまいそうで。
やめようと思っても止められないこの気持ちへの区切り。
つけようと思えば思うほど苦しくなって、想ってしまう。
なんてやつなんだ、こいつは。
何度そう思ったことか。
「 かなわんなぁ、ほんまに 」
結局いい人止まりで終わってしまう自分を、
いいヤツだとみとめて、またその性を恨んだ。
「 しあわせ、か… 」
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たぴおけ(プロフ) - たこやき。さん» あらやだ照れる！ (2019年4月25日 22時) (
レス) id: 3d88a52c90 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - たぴおけさん» ありがとう！！！あっしもたぴちゃんのお話ずーっとよみたい！！ (2019年4月23日 22時) (レス) id: 0144452d58 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおけ(プロフ) - たこやき。さん» んへへ、どんな形であれたこやき。ちゃんのお話読んでたいから！ (2019年4月23日 22時) (レス) id: 3d88a52c90 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - たぴおけさん» んへ、あざっす！！！(^ワ^＝) (2019年4月23日 21時) (レス) id: 0144452d58 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおけ(プロフ) - ぽちっとしてきたぜよ(^^) (2019年4月23日 21時) (レス) id: 3d88a52c90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たこやき。
| 作成日時：2019年3月16日 20時
