噂の女の子【QuizKnock】＊短編集＊

Kwmr ページ34

kawamura side






何処までも美しい貴方




何時か私のモノになってくれないだろうか





なんて 柄でも無い事を考えてしまう






今日だって 編集長と仲良く話ししている




朝はみんなにチョコをあげていた



私にもくれたけれど みんなと同じ



特別でも何でもない




貰えた事だけでも充分なのに


更に要求したくなる私は罰当たりかもしれない






すると伊沢さんが彼女に何か耳打ちをした



そしたらみるみるうちに彼女が赤くなっていく




なんだなんだ


焦燥に駆られてしいそうになる



彼女の想い人はもしや …






山本「 河村さん！ 聞いてますー？ 」





『 え 聞いてない 』





山本「 え、 酷い ！」









刹那 目が合ったような気がした






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









あぁ … 心が折れそう



なんでって？ それは…






山森「 河村さん！ これどうぞ！」




河村「 これはどうも 美味しそうですね」




山森「 ありがとうございます！


頑張って作りましたー！」



河村「 とても嬉しいです ありがとうございます」






河村さんが彩加さんと楽しくお話してる


とっても楽しそう


とてもお似合いだし 美男美女だし







伊沢「 どうした Aちゃん 絶望的な顔して笑」




『 伊沢さん … 』




伊沢「 あぁ 河村のことか 」




『 まぁ そうですけど … 』




伊沢「 そんなに好きなのかぁ …」




『 なんか バカにしてますー？ 』





伊沢「 馬鹿になんかしてないよ笑 」




『 ほんとですかー？ 』





伊沢さんは私の恋心を知っている


まぁ 勘づかれてしまった の方が正解だろう





伊沢「 あ でもね さっき … 」




『 ？？？ 』





そう言うと 近づいてきて 耳元で








伊沢「 河村が Aさん 可愛い って



呟いてたよ 1人で 」






『 はぇ … 』




そんなこと言われて小っ恥ずかしくなった




横目で河村さんを見れば



さっきと打って変わって山本さんとお話中






刹那 目が合ったのは気のせいだろうか









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







＊ 両片思いシリーズ 確立しそうです ＊

Wtnb→←Hkr

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す