小さな幸せ[ダブルエッグ]リクエスト ページ28
※死ネタです｡苦手な方はブラウザバックを推奨致します｡
ダブルエッグside
オレには可愛い彼女のAがいる｡いつも元気でとっても可愛いガールだ｡
Aの笑った顔は太陽みたいで,オレはAの笑顔にいつも元気を貰っていた｡
バトルで負けたときも,疲れてクタクタになってしまった日も,Aと喋ると元気が出る｡
今日はAと一緒にカフェに行く予定だ｡オレは少しだけお洒落な服をクローゼットの奥から引っ張り出した｡
オレは待ち合わせの時間よりも10分程早く家を出た,すると既に待ち合わせ場所でAが待っていた｡
いつものボーイッシュなギアとは違う可愛らしい花柄のワンピースを着ていた｡
｢そんじゃあ行くか!!｣と声を掛けるとAは小さくコクッと頷いて,オレの後ろをついてきた｡
なんだかひよこみたいでとても可愛い｡
カフェにつくとすぐに飲み物とケーキを頼んだ｡昼はセットで安いらしい｡
オレが珈琲を飲んでいると,Aが少し物欲しそうにこちらを見ていた｡
｢珈琲飲んでみたいのか?｣と聞くと,｢ううん,ただ珈琲を飲んでるダブルエッグくんがカッコいいな〜なんて思っただけだよ!!｣なんて言葉を掛けてくるものだから,つい口角が緩んでしまった｡
｢ダブルエッグくんもそんな顔するんだね｡｣なんて少しはにかみながら言う彼女がとても愛おしかった｡
｢わりぃかよ｡｣なんて少し冷たい態度をとるもAはジーっとこちらを凝視していたかと思うと突然席から立ち上がり,｢ねぇダブルエッグくん,身長比べしない?｣なんて言い出した｡
オレはせがまれるまま席を立ち上がると勢い良くAがオレの胸に飛び込んできた｡
驚いて言葉もでないオレにAは,少し悪戯っぽく笑って,｢冷たい態度とったらこうなるんだよ〜!!｣と言い,再度オレの胸に顔を埋めた｡
オレはこうしてAと馬鹿やってる時間が一番楽しくて,幸せな時間だった｡
Aはオレの胸から顔を離すと,何度か咳をし,｢ちょっと席外すね!!｣と言い,急いでトイレへと駆けて行った｡
Aは生まれつきかなり酷い喘息を持っているらしい｡だからこうして2人でいる時も,咳が出る度に薬を飲みに行くらしい｡
でもAは何故か毎回薬を飲む時は1人になれる場所に移動している｡
だがオレがそれを不審に思う事は無かった｡
そうやってAがオレの側にいる幸せな『当たり前』の日常が続くと思ってた｡
＿＿＿＿＿あの日までは｡
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★マスク大好き零★ - 事故キッス最高か? (2022年6月19日 10時) (
レス) @page1 id: 406d03cff6 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - 返信が遅くなりました。申し訳ないです。わ、私がいなりですー（？） (2020年10月25日 23時) (レス) id: 44292e34f7 (このIDを非表示/違反報告)
＊くらげ＊ - いなりさん» コメント有難う御座います。お褒めに預かり光栄で御座います。もし宜しければのお話ですが、いなり様の作品を読みに行かせて頂いても宜しいでしょうか？大丈夫でしたら作品のタイトルを教えて頂けると幸いで御座います。長文、大変失礼致しました。 (2020年9月15日 10時) (レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
いなり - コロイカ熱が冷めたとコメントで申しているのに申し訳ないですが、素敵な作品をありがとうございますっ。特にライダーくんのは..._(:3 」∠)_(ログインできていませんが、私もコロイカ小説を書いている一ユーザーです。いなりといいます。) (2020年9月13日 13時) (レス) id: 620deb3c56 (このIDを非表示/違反報告)
＊くらげ＊(プロフ) - メルトマイトさん» ありがとう！(流れるようなタメ口) (2020年8月19日 12時) (レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊くらげ＊ | 作成日時：2020年5月29日 20時
