続き５ ページ13
ヴィンテージside
｢契約の内容はこうだ｡女,お前と恋仲であるそいつをオレの魔力で治癒してやる｡ただしだ｡｣
女はごくりと喉をならした｡
｢お前の大切な『モノ』をオレに寄越せ｡そうすれば命は助けてやる｡｣
すると女は口を開いた｡
A｢これでどうですか?……これはエンペラー様との婚約指輪です｡
Aside
この指輪はエンペラー様から頂いた大切な代物｡指輪だけは絶対に渡したくなかった｡だけど……｡
エンペラー様は瀕死の状態にある｡非常に危ない｡
ヴィンテージ程の魔力を持ってすれば,このくらいなんてことないんだろう｡
エンペラー様の命を…｡救うために……!
｢その契約乗りました｡これで契約成立ですか?｣
ヴィンテージは不機嫌そうに言った｡
｢それじゃあだめだな｡｣と｡
もっと高価でもっと価値のある物でなければいけないのか｡そう思っていたその時だった｡
ヴ｢お前の大切な『モノ』は物だと決まっているわけではないだろう?｣
腕を引き,体を引き寄せられた｡
｢どういったおつもりですか?｣
と強めに問いかけた｡
ヴィンテージは自身の顔を
｢それじゃあ契約の代償はお前,『A自身』でどうだ?｣と｡
更にヴィンテージは続ける｡
ヴ｢エンペラーの事を救いたいんじゃなかったのか?もう少し放って置くと確実に命はないな｡どうだ?時間がないぞ｡｣
｢先にエンペラー様を治癒してからでないと信用できません｡｣
と言うと,ヴィンテージは
｢仕方がないな｡｣
と言い,エンペラー様に治癒魔法をかけた｡
ヴ｢今度はAの番だ｡精一杯尽くせ｡逃げたら命はない｡｣
口を離すと,ヴィンテージは不敵な笑みを浮かべ,こう囁いた｡
｢オレは始めに約束しておいただろう?エンペラーが敗北したとき一番大切な『モノ』を頂くと｡｣
この時悟ってしまった｡
もう2度とエンペラー様の元へと戻れない事を｡
短編じゃなくなってますね…｡読み返すと駄作過ぎてちょっと……(´・ω・`)
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★マスク大好き零★ - 事故キッス最高か? (2022年6月19日 10時) (
レス) @page1 id: 406d03cff6 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - 返信が遅くなりました。申し訳ないです。わ、私がいなりですー（？） (2020年10月25日 23時) (レス) id: 44292e34f7 (このIDを非表示/違反報告)
＊くらげ＊ - いなりさん» コメント有難う御座います。お褒めに預かり光栄で御座います。もし宜しければのお話ですが、いなり様の作品を読みに行かせて頂いても宜しいでしょうか？大丈夫でしたら作品のタイトルを教えて頂けると幸いで御座います。長文、大変失礼致しました。 (2020年9月15日 10時) (レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
いなり - コロイカ熱が冷めたとコメントで申しているのに申し訳ないですが、素敵な作品をありがとうございますっ。特にライダーくんのは..._(:3 」∠)_(ログインできていませんが、私もコロイカ小説を書いている一ユーザーです。いなりといいます。) (2020年9月13日 13時) (レス) id: 620deb3c56 (このIDを非表示/違反報告)
＊くらげ＊(プロフ) - メルトマイトさん» ありがとう！(流れるようなタメ口) (2020年8月19日 12時) (レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊くらげ＊ | 作成日時：2020年5月29日 20時
