その115 ページ3
塾に着くと、もう始業時間はとっくに過ぎていたため、入ってくる生徒はいなかった
塾には行ってすぐにある受付の人に「こんにちは」と、挨拶しながら自習室へ向かう
向かっている途中は誰にも会わなかったし、廊下もシンとしていた
その分靴の音が響くから、ちょっと緊張
誰かに聞こえてたらってスリル(?)を感じた
自習室に着いてすぐ、数学の勉強をした
実は、この間小テストがあったんだけど、それが悪すぎて...
これがそらるさんに見つかったりしたら...殺 されますね...ハイ
って事で、今のうちに頑張らないといけないんです!
なんて思いながらやってたら、あっという間に時間が過ぎて、アーヤに言われた時間になってた
休み時間のため、廊下もザワついている
さっきとはまるで違うなぁ
カフェテリアに着くと、一番奥の目立たない席に皆がいた
アーヤもいたから私は急いでその場に向かう
椅子が無かったから、近くの空いてる席から借りて、空いているスペースに座る
『こんにちは〜』
なんて言ったら良いのか分からず、こんなチャラい感じになってしまった....
すると皆は状況がつかめていないのか、何も言ってこなかった
アーヤは少しホッとしてるみたいだけどね
上「なんでお前がいるんだよ」
最初に声を出したのは上杉くんだった
いつも道理、冷静な声だったから少しがっかり
動揺してくれても言いじゃ無いか...←目的が逸れている
すると、それに続いて若武喋り出した
若「そうだよ。今日はお前、塾無いんじゃ無かったか?それともまさか、KZメンバーに?」
『それは無い』(即答)
なんでその発想になるんだよ...ってか、まだ諦めてなかったの?
って、早く話さないと時間が無いんだった
『私が来たのは、これを見せるため』
そう言ってスマホのアルバムから、今日授業中にこっそり撮った菜穂の写真を出す
撮ってたら気が付かれて、ピースしてきたんだけどね。それも撮ったよ
若「この子だ!」
写真を見せた瞬間、若武が叫んだ
若「この子だよ!俺が言った彼女!」
ア「え!?」
写真を見たアーヤからも驚きの声が出てた
黒「へぇ、この子か」
上「お前、こういう子が好きなんだな」
小「可愛いね」
皆も続々と感想を口にする
すると若武から早速聞かれた
若「ってか、なんでお前この子だって分かったんだよ?」
『実はね、見てたんだ〜。若武と菜穂の出会い』
若「えっ...」
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
願叶 - わたがしさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 16時) (レス) id: 90bde2c216 (このIDを非表示/違反報告)
わたがし - 完結おめでとうございます! とても面白かったです (2020年1月11日 13時) (レス) id: 317994e2b6 (このIDを非表示/違反報告)
願叶 - わたがしさん» ありがとうございます! 今ログインしているパソコンが壊れているので、スマホからの返信です(コソッ) (2019年12月15日 0時) (レス) id: c974847c94 (このIDを非表示/違反報告)
わたがし - とても面白いです! 更新頑張ってください! (2019年12月14日 22時) (レス) id: 317994e2b6 (このIDを非表示/違反報告)
願叶(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!もうすぐ完結しそうなので、頑張っております... 楽しみにしててください! (2019年11月26日 23時) (レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:願叶 | 作成日時:2019年9月23日 17時