〈歌い手〉〈KZ〉月の光に照らされてＴｈｉｒｄ〈トリップ〉

その100 ページ33

学校に着くと、アーヤがもう来ていた


『おはよ』


アーヤとは塾でも会ってたから、違和感が無いな


ア「おはよう」


それでアーヤとはいつもどうりの挨拶を交わした

するとそこに...


菜「あ、二人とも久しぶり！元気だった？」

『あ、菜穂！』

ア「久しぶり。変わりないよ」


こちらは超久しぶりの菜穂だった

なんだろ...感動する感じ(語彙力ハードモード)


菜「って、二人は塾でも会ってたんだっけ...なんか寂しっ」

『夏休みの間に一回くらい遊べば良かったね』

ア「勉強会とか？」

「『(^_^;)』」

ア「？」


アーヤの天然発言

...可愛いから許そう！


なんて思って居ると、菜穂が一言


菜「...そう言えばさ、テスト勉強ってした？」

『したけど...』

ア「私も」


...まさか


菜「私あんまやってない...」


でしょうね

菜穂の事だからそんなこと言うと思ってたよ

どうしよっかな。教えてあげる？今から？

いや、流石に時間無い

でも何にもしないのもかわいそうだし...

あ！


『じゃあさ、今日良かったら勉強会しない？』


すると、菜穂が目を輝かせながら話に食いついた


菜「いいね！分かんないとことか教え会ったり？楽しそう！」

ア「ん。賛成」


これで決まり！

あ、でも...


『どこでする？』


そう。場所が無いのだ

誰かの家が良いんだろうけど...


菜「私、無理。今親にダメって言われてる」


はぁ、今.....


『私も...無理かな』


身バレ事情があるので

となると、アーヤの家しか無いけど...


ア「私も無理かも...」


ダメかぁ...

どうする...

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