その95 ページ25
授業も終わって帰ろうと準備をしていると、若武が話しかけてきた
若「篠田、良かったら一緒に帰らないか?」
『え?』
突然の事に驚く
よく見ると、後ろに他の皆が待っているのが見える
...皆で帰るのかな
それなら良いかも
『うん。良いけど...方向一緒?私、○○駅の方だけど』
若「あぁ、ちょっと違うけど、そっちからでも俺らは帰れるし」
違うんじゃん!
『じゃあ途中で別れるんだね』
若「え?家まで送るけど?」
何言ってんの?みたいな顔でしれっとそんな事を言ってきた
い、家まで!?
それはちょっと...身バレとか...心配...
ここは断るしか無い
『いや、悪いよ。若武だって早く帰らないと親が心配するよ?』
若「大丈夫。家、門限緩いから」
そう言って私の手を引っ張って皆の元へ行く
若「篠田から許可が出た。行くぞ」
『えっ、ちょっと...』
一緒に帰るのは良いけど、家までだけは避けたいっ
_________________________
若「それでな!...」
上「それはお前がバカなだけだ」
黒「まぁ、いつものことだろ」
ア「フフッ」
小「クスクス」
えっと、皆と帰ることになったんだけど、私は未だにモヤモヤしています
なぜって、決まってる
家まで送るなんて言われると困るから!
身バレがぁ...もうダメだぁ
そう思ったとき、スマホのバイプ音がした
誰だ...
真冬そろそろ塾終わる?
真冬今○○駅の近くだから、一緒に帰らない?
まふくん!
まさかこんな形で救世主現るとは...
茉莉今そっちに向かってるところ
茉莉待っててくれる?
真冬分かった
すぐに返信がきて、約束できた
黒「誰からだった?」
『ふぇ!?』
黒木くんから突然話しかけられて変な声を出してしまう
若「おまっw声www」
『ちょっと笑わないで...!』
あぁ、恥ずかしい...
黒「で、誰だったの?」
黒木くんが聞いてくる
あれ、こんなにしつこい人だったの?
『えっと、お兄ちゃん(?)からだった。今、駅の近くに居るから待ってるねって』
若「えっ...じゃあ送らなくても良いのか?」
『うん。わざわざありがとね』
そう話していると駅に着いた
『えっと...あ!いたいた』
するとまふくんも私に気が付いたみたいで、こっちに向かってきた
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夜羽 - 106のところです (2021年2月23日 14時) (レス) id: a2f70b4aa2 (このIDを非表示/違反報告)
夜羽 - 一般動詞の過去形はingじゃなくてedですよー! (2021年2月23日 14時) (レス) id: a2f70b4aa2 (このIDを非表示/違反報告)
願叶(プロフ) - 鬼跡さん» そらるさんはお父さんが似合ってるかなって思ってやってみたら好評みたいで嬉しいです!ありがとうございます!頑張ってどんどん書いていきます! (2019年9月21日 11時) (レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
鬼跡 - そらるさんがお父さんに…可愛い!更新頑張って下さい!応援しています! (2019年9月20日 16時) (レス) id: a065501dc8 (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - はい!よろしくお願いします! (2019年8月25日 7時) (レス) id: 405180babc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:願叶 | 作成日時:2019年8月9日 13時