ｍｏｏｎｓｔｏｒｙ ページ22
「ハァ...ハァ...」
こんなに走ったのはいつぶりかな...
着いたときには額に汗が浮かんでいた
少しゆっくり歩きながらナースステーションまで行く
「すみません＿＿さんの病室は...」
すると看護師さんが調べて教えてくれた
病室へ着くと、近くの椅子に女の人がいた
両親かな...
思い切って話しかける
「...あの...」
すると女の人がこっちを見上げた
「なにか...」
すこし迷惑そうな顔をしていた。あんまり話しかけない方が良かったかも...
「...えっと、＿＿さんの病室って此所ですか？」
「...！あなた一体何なの！？あの子こんな年上の男性とも付き合いが...」
「お、落ち着いてください...僕もまだ状況がつかめて無くて...」
「うるさい！あなたは知らなくてもいいのよ！帰ってちょうだい！もう二度と来ないで！」
お母さんと思われる人は、いきなり怒りだして、僕は悪者らしい...
もう二度と来るなとまで言われたんだからかなりヤバそうだ
...でも
「すみません。でも、一度だけで良いんです。＿＿さんに会わせてください」
言ったものの、お母さんは僕を睨んでいる
「....お願いします。今会わないと絶対後悔する気がして」
すると、お母さんの顔が少しゆるんだ
そして...
「...分かったわ。その代わり、後であの子との関係を教えてちょうだい」
「...はい。分かりました」
とはいったものの、関係も何もないし...
...今は一旦、彼女の顔を見よう
病室のドアを開けると、部屋はシンと静まりかえっていた
ベッドの上に、一人の女の子が眠っている
近くに行ってみると、整った綺麗な顔立ちだった
近くにあった椅子に座って、話しかける
「はじめまして＿＿ちゃん。僕は君と会うのは初めてだよね。会うのはこれが最後かも知れないけど、よろしくね」
一応自己紹介。聞こえてるのかな...
すると...
「......ありがとう......」
「！」
彼女が喋った
目が覚めたのかと思ったけど寝言みたいだった
でも、それよりも驚いたのは...
「あぁ、君だったんだね。分かったよ...」
「助けに来たよ」
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願叶 - ありがとうございます！浦島坂田船は私も大好きなので、勿論出す予定ですよ！いつ出すかは未定ですけど、楽しみにしていてください！ (2019年5月8日 17時) (
レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠珂(プロフ) - kzと歌い手さんのコラボ凄く好きなのでこの先も楽しみにしてます！後々浦島坂田船出してくれたら嬉しいな、なんて思っていますが今はそらるさんがお父さんしているのを楽しみたいと思います！この先も頑張って下さい！！！ (2019年5月2日 19時) (レス) id: da9dad6d7f (このIDを非表示/違反報告)
願叶 - 狐都さん» あ！本当だ！自分で何回も読んでたのに気づかないとは…ありがとうございます！頑張ります！ (2019年4月10日 20時) (レス) id: cb892d5c50 (このIDを非表示/違反報告)
狐都 - 一番最初のところがトリップ(？)がトッリプになってますよ。 訂正したほうが良いんじゃないかと思います。 このお話好きなのでこれからも頑張ってください！ (2019年4月10日 13時) (レス) id: c992076cf3 (このIDを非表示/違反報告)
願叶 - ゆいなーさん» ありがとうございます！私も両方大好きなので、同じ方に会えて幸せです！面白いって言ってくださると書いて良かったって思います！頑張ります！ (2019年4月7日 21時) (レス) id: cb892d5c50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：願叶 | 作成日時：2019年3月27日 21時
