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義勇side
｢俺が生きてしまったから、錆兎は生きれなかった｣
・・・俺は、Aを助けに来た筈では。
なんで、藤襲山に来ているんだ？
｢それは
｢っ｣
ブワッ、と足元から白い霞が強風と共に吹き荒れて小豆色の着物と狐面を着けた俺がいた。
｢俺が死んでいれば姉も、錆兎も、Aも失わなかったって考えるだろう？｣
・・・・・・力が無かった俺は護られてばかりだ。
だから本当に強い者が犠牲になった。
最終選別で錆兎は命を落とした。無限城での戦いでAは俺を庇って命を落とした。
・・・・・・錆兎なら、俺ではなく錆兎が生きていればAは天寿を全う出来たのでは？
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
錆兎side
真っ二つに割れた大岩の前で、俺と俺は対峙していた。
最終選別で命を落とした俺は、義勇とAより速く狭霧山に帰ってきてしまった。
同じように、狭霧山に棲んでいた子供たちと鱗滝さんを見守っていた。
未練は無い。俺達の仇は
｢そんな事を言って、本当は羨ましいんだろ？｣
口を笑みの形に歪めた俺はそう言う。
｢俺ならAを独りにさせないのに｣
｢隣にいる義勇が羨ましい｣
鬼の戯言を一蹴することは出来ない。
それは俺が、考えた事だからだ。
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個性はオタク - コメントありがとうございます！！最高と言ってもらえて感激です・・・更新頑張ります！ (2020年3月7日 11時) (
レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - 最高ですね！鬼滅の刃とヒロアカ好きなので！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
個性はオタク - 三毛猫さん» コメントありがとうございます！！私も義勇さんと錆兎が大好きです。推しを贔屓したい病を必死に抑えてます！楽しみと言って下さってとても嬉しいです更新頑張ります！ (2020年3月2日 20時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - 私は冨岡さんと錆兎が好きです！錆兎との会話が頭から離れません。鬼となってしまった夢主ちゃんは大丈夫なのでしょうか?楽しみです (2020年3月2日 19時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
個性はオタク - コメントと応援ありがとうございます！！小説の説明文が今回は無一郎くんにしたので、もっと出したいと思っているんですよ！！更新頑張ります！これからも宜しくお願いします！ (2020年2月25日 20時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：個性はオタク | 作成日時：2020年2月23日 18時
