6話 ページ8
核は私が守っていると思ったらしいオールマイトは、
真っ直ぐに私のところに来た
「核はどこに隠したのかな！？」
「あはは、教えるわけないじゃーん」
タメ口なのは許して欲しい
敵になりきるためなのだ
「カイリュー、《かげぶんしん》」
かげぶんしんはこちらの回避率を上げるもの
いくらカイリューといえども直接くらえばキツイだろうから
けど、オールマイトはそれを気にもせず
カイリュー本体に向かってSMASHを的確に打つ
「避けてから《はかいこうせん》！」
避けられない訳では無いのだ
少しかすってしまうだけで
『キュ、ゥゥゥゥン！』
当たっただろうけど
これは、ちょっと失敗だったかもしれない
壁に穴が空き、砂ぼこりでオールマイトの場所が分からない
「カイリュー！オールマイトはこの階にいる？！」
『キュ？．．．キュンキュン！』
少し周りを確認して首を横に振ったということは、
オールマイトは確実に居ない
上に向かったのか
いつここに核がないと判断したかは分からないけど
早くムウマージのところに行かないと
まあこうなった時のために、指示は出してある
オールマイトが5階にきたら
まずは《トリックルーム》
絶対にオールマイトの方が早いから、
すばやさの遅い方から行動できるようにする
次に《フラッシュ》
一時的ではあるものの、
数十秒は周りが見えなくなるはず
そして最後に《でんじは》
身体がまひして動けなくなる
ここまでしておけば、追いつくくらいの時間は稼げるだろう
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七冷（ナツメ）(プロフ) - ありがとうございます！レス遅くなって申し訳ありません。更新頑張りますね (2018年9月11日 22時) (
レス) id: 1ed64312a3 (このIDを非表示/違反報告)
17 - ポケモンとヒロアカ、すごく好きです！更新、楽しみにしてます！ (2018年9月9日 9時) (レス) id: 4eb7efbf3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七冷（ナツメ） | 作成日時：2018年9月2日 11時
