あなたの目玉ください【爆豪勝己】 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:540 hit

3話ページ4

「左目が見えねぇんだが」

しかも左目だけ
まあ、本当に欲しいのは左目で右目がおまけみたいなもんだから
別にいいんだけど

「す、すいません！私上手く個性が制御出来なくて、」

と無害な一般人を演じる

「そうか、これ、戻せるのか？」

「はい！あ、でも触らないといけなくて、」

するとショートは腕をだしてきた
……あ、さわれって事ね

よし、これで全ての神経を切れば
と思っていると

ﾊﾞｯ
といきなり手を引っ込ませた

「え、ど、どうしたんですか？」

「．．．お前、敵か？」

「え？いや、違いますよ！」

そう答えてもだんだんと距離をとっていく
あー、もう面倒くさいな

今日はもう諦める！から、殺意的なの引っ込んで！

「ショートさん、治しますから腕、貸してください」

そう優しく声をかけると、治さないと不便だと思ったのか
おずおずと腕を出てきた

私はショートの腕を1分くらい触って治す
こんなに時間がかかるんですよアピールだ

「時間がかかってすいません。意識的にやろうとすると長くなるんです

どうです？見えますか？」

「……ああ。その、敵とか言ってすまんかった」

「あはは、全然気にしてないです！」

それでは！家に帰りますね！
と言ってそそくさとその場を離れる
これ以上詮索されるのも面倒だ

今日は取れなかったけどアタリだったなぁ