【歌い手】まだ歌えないので実況者になりました【実況者】

Bad End 2 ページ29

まふまふside

皆を呼んで戻って来ると、

朱里の病室を看護師たちが出入りしていた

先生「相川さん！探していましたよ！」

まふ「え、あ、どうしたんですか？」

先生「落ち着いて聞いてください。Aさんの心臓が止まりました。」

そら「は？嘘、ですよね？」

先生「嘘ではありません。私達も最善を尽くしますが、万が一の事を考えておいて下さい。」

は？

朱里が？

嘘だよね？

だって、

さっき、

目を覚ましたんだよ？

ねえ、嘘だって言ってよ

〜10分後

ｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂ

天月「先生！朱里は！？」

先生「...残念ですが。」

96「あ、あ、ああああああああ！！！」

そら「っ..クソっ、何でだよ。」

天月「朱里...」

皆泣いてる

なのに、僕だけ泣けてない

先生「Aさんの物かは分かりませんが、録音機が置いてありました。どうぞ。」

...僕が居た時には録音機なんて無かったはず

まふ「これ、再生しますね。」

ﾋﾟｯ

ーーーーーーー

『まふ、ごめん。...好きだったよ。』

ﾋﾟｰ!

そら「な、んで！ごめんって、いうんだよ！」

そらるさんの言う通りだ

ごめん。

なんて聞きたくないよ

それに、好きって、目の前で言って欲しかった

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

涙が溢れ出てくる

・

・

・

僕が、あそこで部屋を出なければ

なんていう後悔が残ってる

いまさら、遅いのに



Bad End

Happy End 1→←Bad End 1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す