【wrwrd】愛されたくない系女子と愛したい系翠【zm】【学パロ】 (ページ5)

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「おっ！ショッピやん！」

「チッスゾムさん。んで、そちらの方は？」

「なんやショッピ。俺のお気に入り狙っとんのか？」

「狙ってるわけでは決してないです」

これは…私が自己紹介しないと埒があかないな…

『神紅A。2年B組。』

「ちょっ、お前なんで俺ん時は苗字とクラス教えてくれんかったん？！」

『この人なら信用出来そうだから』

「俺信用出来へんの？！」

『分かんない』

「分かんないって答えになってへん」

『とりあえず教えたんだからいいでしょ』

そうしてショッピと呼ばれている男の人が自己紹介を始めた。

「チッス。ショッピです。一応生徒会っす。」

なんか実家の様な安心感する声だな…

じっちゃんの若い頃みたいな…

そう思っていると、ゾムがいきなり笑いだした。

「お前ww例え面白すぎんかww」

『やっべ今の心の声漏れてたの？』

ってかショッピさんも笑ってるし…はっず…

「あっやべ…俺らもうすぐ行かなあかんやん」

「結構時間過ぎてますけど大丈夫ですかこれ」

「走るで」

「結局そうなるんですか」

「じゃーなーA！」

「またどっかで」

『ちょっどこ行く…』

『…はぁ…』

結局また1人か…まぁ1人は慣れっこだが…

あーも騒がしいと少しだけ寂しいな…

私は今までに感じた事のないもやもやを持っていた飲み物で流し、屋上の扉を開くのだった。