【wrwrd】愛されたくない系女子と愛したい系翠【zm】【学パロ】 (ページ22)

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【シャイニング・ハリケーン】

あの時に芽生えた私の力、見てみろ…！

「ぐああああああ？！そんな…この私が…」

「クソッタレええええええええええええ」

『ふん。クソッタレはそっちだろ。』

私が仕留めると、誰かの口が開かれた

「お前…」

『…好きにして。もうこんな化け物みたいな力見せちゃったんだよ、嫌いになってもおかしくない』

「あ、ちょっと待てよ…！」

『…結局また、最初に逆戻りか。』

じゃあね、【ゾム】

そして…もうこの名も捨てよう。

私は…もう神紅では無い

【光麗】として生きていこう

さっきの力は光、それを美麗に扱う。

という事でこの名前にした。

そして髪も切った。甘えてた自分との決別の為に。

『さよなら』

屋上から、勢いをつけて飛び降りた。

この間に、下に隠し持っていた血糊で血溜まりを作っておく。

そう。もうこの世から【私は居なくなった】

という認識を皆につけさせる為。

そしてもう1つ隠し持っていたボロボロの私の人形を血溜まりの中心に置く。

これで私は家に行けば、完成だ。

でも。でも。わがままを言うのであれば。

ゾムと…ゆう…えんち…いきた…かった…な。

家に次元移動で着いた時には、泣き崩れていた。

それ程、自分にとってゾムという存在は大きかった。

同級生だけど、弟の様な感覚だった。

…あの時、能力を使わなければ何か変わったのだろうか。

今の私には、何も分からない。