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ふぅ…これが破壊能力か、中々に…惨い能力だったな…
気分悪いな、図書室とか行ってみるか…
えっと…図書室って何階だっけか…
もう長く行ってないから忘れたな…
2階か…この学校は4階建て…屋上含めて5階…
3Fも降りるとか…全く…力を使った後にこれか…
私は何とか降り切り、図書室へ入る
すると、優雅に本を整理する背の高い男性が居た
「おや、この時間に人とは珍しいですね」
確か生徒会の…名前なんていちいち覚えてないんだよな…
「どうも。エーミールと申します。」
『あぁ…えっと…神紅A…です』
「なんか元気無いみたいですね。紅茶でも飲みますか？」
紅茶なんてあるのか…学校に…
『…じゃあ、お願いします』
「分かりました。入れてきますね」
そうすると、エーミールさんはどこかへ行った。
はぁぁぁぁ…2年生になってから生徒会と関わりすぎだろ私…
興味無い物はいつもなら切り捨てられるのに…
そして、エーミールさんが2人分のティーカップを持ってきた
「どうぞ。味は普通のダージリンにしてみました」
ダージリンティーか…飲んだ事はないな…
『…いただきます。』
口に入れてみると、落ち着く味がほんのりと広がった
『…美味しい…』
「ならよかったです」
さて…ようやく気分も落ち着いて来た。帰るとするか…
『…落ち着いて来たので、帰ります。ありがとうございました』
「いえいえ。それでは。」
図書室の扉を開け、ようやく帰宅しようとした矢先。
「さっきはよくもやってくれたじゃない」
…んな…どっから出たんだこいつ…
「お礼として、存分に殴ってあげる」
…さっき使ったばっかりだから能力は発動しないか。仕方ない、身を任せるしか無いか…
もう終わったなと思っている時、ひとつの声が響き渡った。
「やめてあげな」
「なっ…オスマン…様…」
「君、大丈夫？」
『…はい。なんとか』
「ちっ違うんです…これはこいつが元々…」
「この子がなんかしでかしていたとしても、君も悪いで。」
「ぐっ…クソが…」
女は舌打ちを残し、走り去っていった。
…また生徒会に助けられたな…
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実況者大好きれいた(プロフ) - きのこさん» 私が天才なら皆様は大大大天才 (2020年7月28日 18時) (
レス) id: 13546d9344 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 天才 (2020年7月28日 17時) (レス) id: 4323e69372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼん | 作成日時：2020年7月28日 10時
