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今日は4月6日。始業式だ。
嗚呼、憂鬱だ。
何故あんな地獄の様な学校に行かなければ。
私が通っている学校、宝木高校は成績、顔、財でランクが付けられる。
SからEまであるが、私はSである。
…そして隠されたクラス。
【SS】
生徒会だ。
この学校は生徒会が絶対ルールであり、逆らえば退学だ。
正直、糞学校だ。
私はただでさえ…妹を…
分かってる…殺したのは生徒会じゃない…紛れもないあいつだ…
でも…でも…
憎んでしまう…
…この事は忘れよう。
さて、学校に向かうとしよう…
私はスクールバッグを持ち、制服と黒のパーカーを着て、黒く長い髪を整え、マスクをし、学校へ向かう。
黒の物多いな私…
まぁそんなどうでもいい事は切り捨てて。
門前に着くと、人だかりでいっぱいだ。
…おそらく生徒会だろう。
早く通してくれ…
そう言い私が入ると、また黄色い歓声が上がった
はぁ…そうか、私もファンクラブがあるんだったな…
Sはこの学校で最も生徒会に近いもの。
私含め3人しかいない。
大体BかCだ。
適当に手を振り、私はクラスを見る
…神紅…神紅…
あった…
B組16番…まぁ、覚える必要は無いだろう…組だけ覚えておくか…
そして私は気づく。
B組に、ある生徒会の名前がある事を。
『嘘だろ…？』
私は思わず、声が出た。
確か…結構女で遊んでる奴だよな…名前は…覚えたくも無いが…
【鬱島大】
何故かこの名前が、頭に焼き付いている
忘れたいのに…
私が頭を抱えていると、放送が流れてきた
「えー、新入生、進級生は今すぐ体育館へ集まるように」
…ようやくか
私はあまり見られたくない為走って体育館へ。
体育館に全員が着き、教師が話をしていく。
正直聞く意味は無いため受け流す。
そして。
「次に、生徒会長の話」
…来たよ、今年も糞みたいな時間が。
生徒会長が壇上に上がると、黄色い歓声が一気に響き渡った。
『るっせぇな…』
と、周りには聞かれていたのか、一気に黙りこくった。
…そりゃそうか。Sクラスの言う事は聞かなきゃと思うのか。
「えー、諸君。」
なんだよ諸君って。大統領かよ。
でも女子達の気持ちも少しだけわかる。あの紅い瞳。今にもこちらを圧倒しそうな。
興味無いが。
私が適当に聞いていると。
この一言で体育館は一気に騒がしいことになった。
「今年は、生徒会のメンバーを1人、募集しようと思う」
これには流石に、私も驚愕した。
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実況者大好きれいた(プロフ) - きのこさん» 私が天才なら皆様は大大大天才 (2020年7月28日 18時) (
レス) id: 13546d9344 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 天才 (2020年7月28日 17時) (レス) id: 4323e69372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼん | 作成日時：2020年7月28日 10時
