この犯罪都市に祝福を!!!!!

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「……どこから見ても子供だが。」

コナンを見ながら石川がそう言った。

「それがかわいそうに、中身は高校生なんだってさ。」

「体が子供なんて切ないでしょ?」

「下ネタか。」

峰の言葉を聞いて石川が呟く。それに対し峰は僅かに頬を膨らませた。

「全然下ネタじゃないじゃない……昭和。」

「まあまあ……俺の場合頭脳は大人、体も大人だけど!」

そう言ってルパンが峰を抱き寄せる。次の瞬間ルパンの頬には真っ赤な手形がついた。

「安心しな。このお姉さんが日本まで送ってくれるってよ、工藤新一くん?」

「いや、大丈夫。コナン君は私が責任を持って送り届けるから。」

「いいの?」

ルパン達を気にしながらコナンは振り向いた。Aは悪戯っ子のような笑みを浮かべる。

「バレなければ問題ない、だろう?」

「ありがとう。」

2人の会話を聞いていたルパンが問う。

「そっちのお嬢にはなんか当てでもあんのか?」

「秘密さ……A secret makes a woman woman.ってね。」

突然のベルモットの口癖に、コナンはジト目でAを見る。そして、その一文に反応した者がもう1人──

「ねぇ、私と組んでみない?」

──‘裏切りは女のアクセサリー’が口癖の峰だ。

「泥棒稼業は遠慮しておくよ。警察官の友人に迷惑はかけたくないし、今の生活はそこそこ気に入っているからね。」

「あら残念ね。」

峰はそう言ったが元々本気ではなかったようで、それ以降Aを誘うことはなかった。

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