この犯罪都市に祝福を!!!!!

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突然現れた仮面をつけた大柄な人物に驚き、萩原、松田、諸伏はその場で固まった。Aもさすがに想定外であったようで困惑したように言う。

「え?えっと……バニル?君は何故ここにいるんだい?」

「所用で地獄に戻っておったら貴様の声が聞こえてな。魔力を辿って来てみたのだ。まぁ貴様が召喚したようなものだが。」

バニルの言葉にAは呆れたように溜息を吐いた。

「どうするのさ、私の魔力がフルじゃなかったら。」

「地獄の公爵、見通す悪魔バニル。我輩がそんなヘマをすると思うか?」

「あーはいはい、そうだね。」

適当に返すAを気にも留めず、バニルは家の中を勝手に‘見る’。

「おお、特注のバニル人形ではないか。まだ使っておったのだな。」

「えーっと……この人が製作者?」

人形と同じ仮面と服(格好)のバニルを見て諸伏がAに聞いた。

「人じゃなくて悪魔だけどね。」

バニルが黙って4人を順に見る。しばらくすると、何を‘見た’のかニヤリと笑った。

「……ほう、なるほどな。」

「何か見えたのかい?」

「見えた?」

疑問符を浮かべる萩原にAが答える。

「バニルが言っただろう?見通す悪魔だと。まったく……現在、過去、未来、何を見たのか知らないけれど、あまり彼等を困らせないでおくれよ。」

「わかっておるわ。それに貴様が一緒では光が邪魔で見にくいことこの上ない。以前にもまして鬱陶しいわ。」

力が強い者や悪魔と相対する存在(神)は見えにくい。以前は辛うじて見えていたが、今のAに関してはほとんど見えないのだ。

「天界を通って来たからかな?」

Aが首を傾げる。この世界に来てからはモンスターを倒すことも無く、レベルは一切上がっていないのだ。多少運動していても現状維持にしかなっていない。



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星に色が!!しかもお気に入り登録127人て見てない間にちょっと増えた……?ありがとうございます!!

127といえば12月7日の与謝野先生!!!126だと12月6日で前原(推し)とかフィンランドのティノ(可愛い)か、1月26日でenst紅郎くんで、125は((おっと、とりあえず誕生日で考えてしまう癖が……

無駄話は置いといて……今後の予定です。
ルパコナのスペシャルと緋色シリーズが終わったのでこれの次は沖矢、難破船、……の予定でしたが話の関係で高明が先になると思います(多分確定です)。

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