第29話 ページ29
ﾅﾐ「そうよ、こんな時こそ落ち着かなきゃ！まあ100%私の過失だけどかわいいから許してね♡」
ｳｿｯﾌﾟ「ハリ倒すぞてめェ!!!」
貴「本当に申し訳ないんですけどナミさん、ちょっと歯食いしばってもらってもいいですか」
うふ♡って感じのナミさんに思わず怒りを覚えた。
ﾁｮｯﾊﾟｰ「Aって意外と怖いんだな…」
なんて声は聞こえませんでした。はい。
ｳｿｯﾌﾟ「…何にせよ、島に入ってすぐこんな深い堀があるっておかしいだろこの島!!」
貴「いるかはわからないですけど、この島の人が敵への罠として作ったんじゃないですか？」
ﾅﾐ「そう考えるのが妥当ね。ここに竹ヤリが敷きつめてなかっただけラッキーかも」
珍しくロビンさん並みのグロテスクな事を言い出すナミさんは「すいませんでした。」という看板を掲げていた。
ﾁｮｯﾊﾟｰ「おれ達ガイコツの上に落ちて助かったんだ」
貴「え、ガ…!!」
地面をチラリと見る。
「「ヒイイイイイ!!!」」
地面に感じる違和感の正体をアッサリと告げられ、ナミさんを除いた３人で悲鳴を上げた。
貴「そのうちルフィが来てくれるでしょうから、地上の海岸で助けを待ちましょう」
このままではラチが明かないと思い、そう提案してみる。
ルフィに怒られるのは嫌だけど、ガイコツだらけのここに残るのはもっと嫌だから。
ｳｿｯﾌﾟ「うん、そうだな。でも、どっちに行けば…、？」
貴「ウソップさん？」
何かに気づいたらしいウソップさんと同じ方へ視線を向けてみる。
影でわかりづらいが、そこには何か獣らしきものがいた。
ｳｿｯﾌﾟ「犬？」
貴「犬にしては大きいような…」
なんだなんだと目をこらしていると、獣自らこちらに近づいてきた。
近づくにつれ、その姿は鮮明になっていく。
ﾅﾐ「……犬じゃない…!!」
現れた獣は１つの体に３つの頭。
ヨダレを垂らして唸り声をあげていた。
「「ケルベロス〜〜〜〜〜〜!!!」」
走り出すと当然追いかけてくるケロベロス。
止まったら食われる…かもしれないけど。
貴「ちょ、ちょっと待って下さい！あれ可愛くないですか!!?え、手懐けてみても…!!」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「何言ってんだよッ!!?」
モフモフしたものが好きだから、恐怖より好奇心が勝ってチラチラと後ろを振り返りながら走る。
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藍色(プロフ) - 生大豆さん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます、頑張ります！！ (2020年3月1日 14時) (
レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
生大豆 - 凄く好きすぎる！無理はしないで自分のペースで頑張ってくださいね！ (2020年2月29日 21時) (レス) id: ef7754329c (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - たぴふさん» 返信遅くなってごめんなさい！すぐ読んでいただけるなんて本当に嬉しいです！こちらこそよろしくお願いします！！ (2020年2月25日 15時) (レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴふ - 少しルフィと和解してるのでなんだか嬉しくなりました！更新したらすぐ読ませていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2020年2月4日 22時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - カッパさん» はい！頑張ります！！ルフィの怒った理由を明かせるまでまだ時間がかかりますが、気長に待っていただけると嬉しいです！ (2020年2月2日 16時) (レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまやち | 作成日時：2019年12月15日 0時
