第24話 ページ24
ﾌﾞﾙｯｸ「いいえ、勿論知っていますよ。…ただ、さっき会ったばかりのあなた達に、“私の為に死んでくれ”なんて言えるハズもない」
…名前は知っているのか。
でも、死んでくれなんて言えない？
よくわからないけど、ルフィを巻き込みたくないからとは違う気がしてきた。
ﾌﾗﾝｷｰ「敵が強すぎるって事か？名前を言うくらいいいだろ」
ﾌﾞﾙｯｸ「いいえ言いません…当てもないのです!!ヨホホホ」
貴「当てもない…？」
よくはわからないけど…
きっとルフィは諦める気はゼロだろう。
ﾌﾞﾙｯｸ「私の第二の人生が終わるまでに会えるかどうかもわかりません。もし次会った時にはと…私も戦いをハラに決めていますが」
そう言ってから、ブルックさんはどこからかバイオリンを取り出した。
古い型だけど…整備士魂が燃えるな。
いや、それは今は置いといて。
なんとブルックさんは音楽家だったらしく、今日の出逢いの為に歌ってくれるらしい。
音楽なんて久しぶりだから楽しみだ。
ﾌﾞﾙｯｸ「＿＿ギャアァアアァア!!!」
ところが聞こえてきたのは音楽ではなく、ブルックさんの悲鳴だった。
ﾌﾞﾙｯｸ「ゴ…ゴースト〜〜〜!!」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「うわーーーー!!何かいるーーー!!」
貴「ゴ、ゴースト!!私絶対そっち見ませんよ!!」
床に座り込み、すっかり震えているブルックさん。
なるべくゴーストがいる方向は見ないぞと再度誓っていると、
誰かに肩を掴まれグイッと体を反転させられた。
…その結果、見てしまった。ゴーストを。
フィー…って壁から出てきたゴーストを！
ｿﾞﾛ「なぁおい、あれって＿＿」
貴「アァアアァア!!何見せてくれてんですかァアア!!」
ねぇなんかいるんだけど!!?
ｿﾞﾛ「いっでェ!!叩くなバカ!!……この!!」
ガシ、と叩いていた右腕の手首を捕まえられる。
ｿﾞﾛ「あれって、お前がチョッパーの後ろにいたとか騒いでたヤツか!!」
貴「は…何言って＿＿ッ!!」
何言ってるんですか、という言葉は途中で止まった。
だってあれは、ゾロさんが言った通り船で私が見てしまったものだったから。
あれって……唇が分厚い白い幻、じゃなくって本物のゴーストだったの!!
ーーーズズン!!!
「「!!わ」」
「「何の振動だ!!?」」
ゴーストに驚いていると突然大きな衝撃を感じた。
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藍色(プロフ) - 生大豆さん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます、頑張ります！！ (2020年3月1日 14時) (
レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
生大豆 - 凄く好きすぎる！無理はしないで自分のペースで頑張ってくださいね！ (2020年2月29日 21時) (レス) id: ef7754329c (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - たぴふさん» 返信遅くなってごめんなさい！すぐ読んでいただけるなんて本当に嬉しいです！こちらこそよろしくお願いします！！ (2020年2月25日 15時) (レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴふ - 少しルフィと和解してるのでなんだか嬉しくなりました！更新したらすぐ読ませていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2020年2月4日 22時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - カッパさん» はい！頑張ります！！ルフィの怒った理由を明かせるまでまだ時間がかかりますが、気長に待っていただけると嬉しいです！ (2020年2月2日 16時) (レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまやち | 作成日時：2019年12月15日 0時
