第22話 ページ22
ｳｿｯﾌﾟ「じゃお前オバケじゃねェんだな!?つまり!!」
ﾌﾞﾙｯｸ「ええ、私オバケ大嫌いですから!!そんなものの姿見たら泣き叫びますよ私!!」
オバケじゃないと聞いたチョッパーくんがホッと安心していて、とても可愛かった。
ﾅﾐ「あんた鏡見た事あるの？」
鏡をブルックさんに見せるように突き出すナミさん。
見た目オバケなヤツがオバケ嫌いとか、鏡絶対見れないだろうなぁと思えば、
案の定ブルックさんは嫌がっていた。
貴「！…いや、この嫌がり方は尋常じゃない」
ｻﾝｼﾞ「？Aちゃん、それってどういう…」
私の呟きが聞こえたようで、サンジさんが問いかけてきたが…
ｳｿｯﾌﾟ「お前何で………!!鏡に映らねェんだ!!?」
ウソップさんの叫びによってかき消された。
ﾙﾌｨ「ほんとかー!!?すげーーな!!!」
貴「興奮するとこじゃないって!!」
１人興奮するルフィを置いて、一斉に距離を取る私たち。
いや、ロビンさんとゾロさんは微動だにしていないかったが。
ｳｿｯﾌﾟ「よく見りゃお前“影”もねェじゃねェか!!!」
ﾙﾌｨ「うわーー!!!本当だ!!!お前実は何者なんだー!!!」
どうしてルフィはあんなに興奮するのか…
そう思いつつも、ブルックさんに注意を向ける。
いざとなったら、共に食事をした仲だが武器を抜くことになるかもしれない。
私は腰に下げた武器に手を置く。
ﾌﾞﾙｯｸ「ズズ…」
ｻﾝｼﾞ「いや落ちつくとこかよ!!!」
ｳｿｯﾌﾟ「こっちは騒いでんだぞお前の事で!!!」
あろう事か、椅子に座り直し紅茶を啜ったブルックさん。
ﾌﾞﾙｯｸ「全てを一気に語るには…私がこの海を漂った時間はあまりに長い年月………!!!
私がガイコツである事と…影がない事とは全く別のお話なのです」
シンと静まるダイニング。
騒いでいた私たちも椅子に座り直していて、続きを待っていた。
ﾌﾞﾙｯｸ「続く」
ｻﾝｼﾞ「話せ!!今っ!!!」
…サンジさん、ツッコミのキレよくなりましたね。
まあそれは置いといて、
ブルックさんは、数年前ある男に奪われたらしい。
“直射日光”を浴びると体が消滅してしまう。
“光”で地面に映るハズの“影”がないように、鏡や写真などにも彼の姿が映らないのだという。
そんな散々な人生だったのに、目の前の彼は明るく笑っていた。
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藍色(プロフ) - 生大豆さん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます、頑張ります！！ (2020年3月1日 14時) (
レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
生大豆 - 凄く好きすぎる！無理はしないで自分のペースで頑張ってくださいね！ (2020年2月29日 21時) (レス) id: ef7754329c (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - たぴふさん» 返信遅くなってごめんなさい！すぐ読んでいただけるなんて本当に嬉しいです！こちらこそよろしくお願いします！！ (2020年2月25日 15時) (レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
たぴふ - 少しルフィと和解してるのでなんだか嬉しくなりました！更新したらすぐ読ませていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2020年2月4日 22時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - カッパさん» はい！頑張ります！！ルフィの怒った理由を明かせるまでまだ時間がかかりますが、気長に待っていただけると嬉しいです！ (2020年2月2日 16時) (レス) id: 29bb7cf916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまやち | 作成日時：2019年12月15日 0時
