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天喰先輩は本当に良い人だった…
あの後、切島もファットガムに紹介して欲しいと怒涛の勢いで天喰先輩に突撃し、天喰先輩が折れた。
というか、あれだけ緊張しつつもちゃんと話してくれるし親切だし、それでいて実力者って…ぼくも見習わないと、と思う。
……でも、結構丸くなったよね。
友達という存在を素直に認められる様になったし、口から自然と毒が出る回数も格段に減った。
まぁ、相手にもよるけど。
インターン…敵を殺さず無力化して、人も守って、自分も守る……。
その為に、何が足りていないのか、考えたい。考えるのをやめた時点で、人の成長は止まってしまう…ですよね、風間さん。
インターンのための公欠届けや、休みの日の予定を管理する。
「なー、士 郎、ちょっと良いか？」
出水に声をかけられる…当然の様にぼくのベッドを占拠している光景にはもう慣れた。
…というかよく堂々と女子寮に来れるよね…尊敬するよ。
「インターン、エンデヴァーさんに誘われたんだけどどう思う？」
出水の発言にぼくは固まった。
「どう思うって、え、何、断る選択肢があるの？」
「いやー、俺髭抜いたじゃん？なのにまさか向こうから誘ってくれるとかなんでかなーって」
「髭抜いたのが失礼だった自覚はあるんだね…」
「逆に無かったら俺ヤバくね？」
爽やかに笑う出水に頭が痛くなった。
こいつは、本当に……。
「公平…ぼくさ、昔に比べて凄く丸くなったなって、自分でも思ってるんだ」
「そうだな、なにより表情が増えたし笑うことも増えた」
「…え、ぼく笑ってたの…？…って、違う、今はその話じゃなくて…
普通さ、いきなりただの好奇心で髭を抜いてきた失礼な学生を、許すだけでなく、実力を認めて、インターンにまで来いって言ってくれてるって事は、そこまで公平の実力認めてくれてるってことでしょ？」
「んー…たしかに……」
「エンデヴァーさんの懐の深さに感謝して行くべきだと思う…っていうか、正直エンデヴァー事務所は公平向きだってぼく思ってたし」
「え、そうだったのか？！」
「…じゃなきゃ、いくらクラスメイトが心配だからって理由だけで、職場体験にエンデヴァー事務所勧めないよ」
ぼくの言葉に公平は大きく目を見開き、少し考えてからうなずいた。
「確かに、俺にあってるな…」
「むしろ今まで無自覚だったことに驚きだよ…」
こうして無事、2人ともインターン先が決定した。
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南雲 - 15(相澤と出水と)の、 サラサラの士郎の髪 というところが、 サラサラの○○の髪 になっていました。何度も指摘してしまい申し訳御座いません。 (2019年4月27日 20時) (
レス) id: ab81cf682c (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 15（相澤と出水と）で○○表記を発見しました。 (2019年4月15日 15時) (レス) id: ab9bf8adfb (このIDを非表示/違反報告)
こんにゃく(プロフ) - 南雲さん» またもご報告ありがとうございます！早速確認、修正させていただきました。いつもありがとうございます(o^^o) (2019年3月4日 22時) (レス) id: c539e3da02 (このIDを非表示/違反報告)
南雲 - 11(敵退散後)、14(病院)、15(病院)、16(病院)に○○表記発見致しました！ いいえ！これからも頑張ってくださーい！(>д<) (2019年3月4日 21時) (レス) id: 049d822b72 (このIDを非表示/違反報告)
こんにゃく(プロフ) - 南雲さん» コメントに星ポチまでありがとうございます！一気読みしていただけたとのことで、長かったとおまいますがそう言っていただけてとても嬉しいです！また、○○表記のご報告ありがとうございました！確認、修正させていただきました。 (2019年3月3日 9時) (レス) id: c539e3da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんにゃくの様な何か | 作成日時：2019年2月28日 21時
