記録5/ポートマフィア ページ10
A「……今日がボクの初仕事?」
机にもたれかかって国木田にそう尋ねる
国木田「あぁ。今回は『ヨコハマ妖怪発生事件』を解決してきて欲しい」
警察に頼まれた事件とその概略が書いている名簿をAに見せた
A「なるほど〜……」
乱歩「今回は僕と敦とAで行くからね〜」
お菓子を頬張りながら乱歩はそう云った
A「……電車?の乗り方とかわかんないし……敦はいた方がいいね」
乱歩の話に頷いて敦と方へ歩いた
敦「あ、はい!そろそろ行きますか?」
乱歩「よし、行こーう!」
A「元気だな……まぁ、行くかー」
3人は小走りで外に出た
???「……人虎……!」
そう云って3人の前に現れたのは1人の男性だった
敦「……芥川っ!!」
敦は芥川を強く睨む
A「……あいつ、誰……?」
構えながら乱歩にそう尋ねる
乱歩「……芥川龍之介、ポートマフィアの1人だよ」
顔を暗くしてそう答える
芥川「貴様は……小娘ごときが僕に叶うわけない……!」
A「……ボク、そこまで弱くないから……これでも、秘神の妹ー」
ドヤァとした顔でそう云う
芥川「秘神の妹……?貴様が摩多羅Aか!」
『羅生門』と言いながらAに襲いかかる
A「……っと!簡単に潰せると思ったら大間違いだよっ!!」
【
暴風に巻かれた桜が芥川の方へ飛んでいく
敦「これが、Aさんの能力……?」
口を開けたままそう呟いた
乱歩「能力というか……技……かな?」
芥川「ちっ……」
A「ふーん……まぁ、中々やるんじゃない?」
宙に浮かびながら芥川に向かってそう云う
芥川「ふんっ、そうか……」
冷たく返す芥川は少しだけ顔を赤くした
敦「えっ?芥川お前……!」
芥川「て、照れてなどおらん!決して褒められて照れる事なんてないからな!!」
乱歩(おー……めっちゃ照れてるやつだぁー)
遠い目をしながら乱歩は心の中で呟いた
A「ふぅーん……まぁ、急いでるから。じゃね〜」
2人の腕を力強く掴んで走り去っていった
芥川(……アイツに少しは認められた……なら、いつか太宰さんにも……)
そう思いながら、彼は歩き始めた
ちょっと作者のお話挟みます…!どうでもいい人は飛ばしてね→←記録4/忘れられた者の楽園では
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皇 彩怜(プロフ) - あいうえおさん» 🌱( '-' 🌿 )クサチャン (1月23日 22時) (レス) id: 6ef314bbb9 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 結姫奈、結婚しよう。 (1月23日 22時) (レス) @page25 id: f39e295b71 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪刹葉/おと(プロフ) - 舞山茶々さん» サブ垢のせーはから失礼します!嬉しいです!ありがとうございます♪分かりました!今後の話に出させて頂きます! (9月21日 21時) (レス) id: b8d5541774 (このIDを非表示/違反報告)
舞山茶々(プロフ) - 初コメ失礼します!主さんの作品がマジすこです(?)………バックダンサーズの二人とか、出せれますか………? (9月21日 20時) (レス) @page11 id: f90526a50b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩怜 | 作成日時:2023年9月11日 16時