究極の絶対秘神の妹は文豪達のいる世界に飛んできた模様。

記録13/瞳に映すもの ページ22

黄色い瞳の少女？「……【太宰治】……彼は異能力を無効にする『人間失格』を持っている……彼は利用出来そうね……♡」

彼女は口元を歪ませて目の前にある太宰の写真を見つめていた。

黄色い瞳の少女？「それに【中原中也】も彼とは相性がいい……想像するだけでワクワクするわねぇ……」

どうやら世界の崩壊を利用して何かをしようと考えている様だ……


A「…………お茶会っぽいのから帰ってきたけど……太宰は……？」

Aは周りを見渡して、探偵社に残っていた者達にそう尋ねる

乱歩「さぁ？……でぇも外出る時はなんか無心で出てた感じはしたよー」

机に脚を置きながら乱歩はAの質問に答える

A「ふぅーん……いつも通りなのかぼーっとしてたのか……」

乱歩「さぁね〜……大変なことに巻き込まれないといいけど〜」

Aと乱歩は脚を開いたり机に脚を置いたりして、リラックスしつつ会話をしていた

……Aの瞳には入社歓迎会の時に撮った写真であろう物を見つめていた──


──幻想郷では……

早苗「その世界についてなら、大体は分かりますので！……まぁ、私がいた場所とはちょっと違うみたいですが……」

紫の開いたスキマを見て、早苗はそう口を開く

霊夢「流石は元外の世界出身の風祝兼現人神？」

上から目線な態度で霊夢は早苗にそう云う

紫「出発はもう少し先だけど……Aには伝えておきましょうか」

紫はスキマに入り、探偵社前へと舞い降りるのであった。

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