究極の絶対秘神の妹は文豪達のいる世界に飛んできた模様。

記録7/ヒーローは遅れてやってくる？ ページ14

A「う……」

彼女が目を覚ますと、薄暗い空間に居た

A「なにこれっ……拘束されてる……？！」

？？？「よォ、最恐秘神のお目覚めかァ？」
Aがハッとして顔を上げると、そこには自分より少し背の低い男性が腕を組んで立っていた

A「……誰？……あ、太宰と組んでた……」

？？？「はっ、知ってるのか……俺ァ中原中也だ」

Aに歩み寄りながらそう云った

A「……で、なんでボクが拘束されてんの？」
そう云い中也を睨む

中也「手前には特殊な力があるんだってなァ？……あとは分かるだろ？」

A「……なに、ボクをポートマフィア側に入れようとしてんの？てか、敦達はどうしたんだよ！」

体を大きく動かしながら中也に尋ねる

中也「名探偵と人虎なら……あそこにいるぞ？」

中也がそう促しながら指を指した方向にふと目をやると──

敦「……Aさんっ……！」

自分と同じように敦と乱歩も拘束されていた

A「……」

乱歩「……どうすんのこれ……」

全員が絶体絶命だった。しかし──

？？？「ほらほら！貴方の妹、いたわよ！！」

──Aにとって一番聞き覚えのある声が聞こえてきた

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