一期一会【刀剣乱舞】 (ページ13)

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和泉守兼定ページ13

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　今日は遠征。最近、出陣をよくしていたから、遠征は久々だった。
　資源を抱え、長篠城を移動する。二時間遠征だからか、余裕で終わりそうだ。

「あー、疲れたばい」
「僕、遠征は初めてなので新鮮でした！」

　博多と秋田が先頭で楽しそうに話している。それを見る一期と宗左。そして、その後ろに陸奥守。四振りの様子を両手を後頭部にやって見ている。
　俺は、陸奥守を見ないよう、地面を見ながら歩いた。……時々、小石を蹴りながら。
　だから、陸奥守が止まって俺のほうを向いたのに、気がつかなかった。

「おまん、最近わしのこと避けゆうが、なんでじゃ？」

　いきなり声をかけられ、戸惑わない奴はいないと思う。俺もその一人。
　顔をあげ、陸奥守を見る。
　陸奥守は、真剣な眼差しでこちらを見ている。陸奥守の声に振り返った四振りにも見つめられ、余計、戸惑った。

「は？いきなり何言い出すんだよ」
「……なんでもないぜよ」

　行くぜよ、と言い、四振りが歩くのを急かした陸奥守。質問の意味も分からないし、陸奥守の行動の意味も分からないが、今はとりあえず、五振りに着いていくしかない。
　何も言わず、その背中を追いかけた。

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　最近、文章がまとめられないので、物語の途中、「ん？」とか「どうしてこうなった」とか思う部分もあるかと思いますが、少しずつ修正しながら書いていきますので、大目に見てくださると嬉しいです。
　それでも、「やっぱりおかしい」と思ったら、コメントにて教えていただけると幸いです。もちろん、感想もお待ちしております。

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