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Guilty＿4 ページ4
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"なんで。"
その一言だけだった
心の中で言ったはずだった
でも、口にしていたみたいで、
「屋上から飛び降りたみたいよ」
近くのおばさんが教えてくれた
『絶望』
そんな言葉がぴったりだと思った
「……なんで、なんで？ ねぇ、」
狂ったように、もう言葉を口にすることはない彼女に叫んでいた
「なんで？ ねぇ、なんで！」
周りの人は多分、引いていたんじゃないかと思う
いきなり叫びはじめて、いきなり膝をついて、泣き出したのだから
「なんで、教えてくれなかったの……」
ただ、警察が彼女を運んでいるのを呆然と見るしかなかった
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作者名：廉火 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Konatu0602/
作成日時：2018年2月7日 0時
