三話−はじめてのおつかい ページ6
数週間森に引きこもって魔法を研究していたが、魔法にはMPみたいな、難易度によって使う魔力が変わるらしい。
基本そんな影響はないが、一応気を付けよう。
それより一番楽しいのはやっぱり定番の箒に乗って飛ぶ時だな！ザ・魔女みたいでかっこよくない⁈
そんなこんなで楽しんでいると「ぐうぅ〜」と腹の虫が鳴った。
…そういえば今日特に何も食べてなかったな。
食材をまた創造魔法で作ってもいいがいまいち味や鮮度が落ちてしまう、
そうだ、町に行こう
実は数日前町を見つけてたからな、丁度行ってみたいと思ってたし行くか。
白いTシャツにベージュのカーディガン、ジーンズを着て箒の上に座り飛ぶ。
『…行ってきます』
なんて誰もいない家にぽつりとつぶやいてから町へと向かう。
…………………………
『わあ！』
なんて声が不意に出た。いかにも中世ヨーロッパのような街だった。町の端の方の公園に降りて、箒をしまう(マイクラのインベントリーみたいな感じです)。
公園なんて何年ぶりに見るだろう、なんて思い出に浸っていると
「ねえ、」
と声がする。
下を見てみると小さい６歳ぐらいの子供たちが何人もいた。
しまった、見られたか？泣かれるか？なんて不安が頭をよぎる。
何故ならうちはひっそりとしていたいんだ！
『ど、どうした？』と恐る恐る返事をした。すると
「おねえちゃんまほうつかい!?」「さっきのどうやったの！」「すごかった!!」
なんて目をキラキラさせながら言ってくるもんだからおもわず笑みがこぼれる。
目線を合わすためにしゃんがんでから答える。
『そうそう、お姉ちゃんは魔法使いなんだよ〜』
『でもねお姉ちゃんが魔法使いなのは秘密じゃなきゃいけないんだ！』
『だからみんな秘密にしてくれる？』
なんて首をかしげながら言うと子供はやっぱり純粋で単純なものでまぶしいぐらい明るい笑顔で皆何回も頷く。
やっぱ子供って可愛いよね。
『あ、そうだお姉ちゃんお買い物行かなくちゃいけないな。じゃあまたね！』
手を振ってそこから離れようとすると、
「またきてくれる？」なんて上目使いでいうもんだから頷くしかないだろ！！！！！
可愛いってホント正義。
いけないいけない、早く行かなくちゃ。そう思い小走りで中心の方へと向かう。
意外と町は小さいもんで商店街らしきところにはついた。
最初は取り合えず八百屋や肉屋へと行く。
野菜や肉は基本前の世界と同じなようだ。…偶に変なのあるけど←
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コギツネ(プロフ) - コメントありがとうございます。十八話を少し変えました。 (2021年12月31日 9時) (
レス) id: b31fb91abd (このIDを非表示/違反報告)
愛I - 突然コメント失礼します。歌詞にはワンフレーズだけでも著作権が発生します。なので、使用する場合には然るべき場所に許可をもらって、使用料金を払わなくてはいけないそうです。 (2021年12月30日 19時) (レス) @page24 id: 538c1a6355 (このIDを非表示/違反報告)
mikann - 初コメ失礼します！凄く素晴らしい作品ですね！もしや神作者様ですね！？神作品のお恵みありがとうございます(泣)文章の書き方好きです結婚してくださ(((これからもお体に気を付けて更新頑張ってください！応援しています！！ (2021年12月27日 14時) (レス) @page20 id: 49f576fe0d (このIDを非表示/違反報告)
名無し78430号(プロフ) - とても読みやすくなっています！ご対応有難う御座います！ (2021年12月26日 11時) (レス) @page19 id: 83f9d8a745 (このIDを非表示/違反報告)
シュネー - 面白いです！！！うん、knさん達なら付けてきてもああなりそうwwゆっくりでいいので更新楽しみに待ってます！！応援してます！！ (2021年12月26日 9時) (レス) id: 32127d00d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コギツネ | 作成日時：2021年12月17日 11時
