幼女専用レンタルかれし。【五条悟】

15:しょっぴんぐ。 ページ15

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「珍しいな、外に呼び出すなんて」


1週間たったとある土曜日。
ちょっぴり暑そうにした悟くんが笑ってた。



結局、2週間もまてないって押しきられたの。
タチバがぎゃくてんしてませんか。




そしてなにをかくそう今日は、ショッピングデーなのだ。






『悟くんにーとだからお日様にヨワいよね、ごめんねお外つれだして』

「気を遣うところがズレてんだよ。俺が補正してやろうか、脳みそごと」

『へいきでこわいこと言うね』






暑さにやられちゃったみたいでいつもよりぼうげんちゅーな悟くん。

おうち以外であそんだほうがいいような気がしたの。






それはさておき、新しいおようふくが欲しいのです。
クラスの子たちが「同じ服着てくるやつありえない」ってくすくす笑ってたのがこわかったから。






でもそんなことまで教えちゃったら、ぜったい悟くんはこぶしで解決しようとするのでお口チャック。





いっしょにおててをつないで、おっきいタテモノに入る。そしたら天井がたかくてびっくりしちゃった。





「ショッピングモール初めてか？」

『うん、すごいね。たくさんお店ある』

「服屋以外も寄っていいぜ。俺の奢りで」

『そこはお前のおごりって言うとこ』






おやすみの日だったから、たくさんかぞくで来てる人がいた。
みんなお母さんと楽しそう....





さいごにお母さんとおかいもの行ったの、いつだっけ。








ちょっぴりいろんなことを考えながら悟くんとショッピング。
おいしそーなジュースをのんだり、おっきなハンバーガーをたべたり、ゲームセンターに行ったりした。




楽しくて、おようふくを買うのをわすれかけちゃってたのはヒミツ。






ようやくおようふく見に行って、ためてたお金で買えるものをさがす。そんなにたかくなかった。



ちっちゃなお部屋でためしに着たり。悟くんがでんわをカシャカシャ言わせててファッションショーみたいな。





お店の人もニコニコしながらお話してくれた。悟くんのイケメンにやられちゃったみたい。







「妹さんですか？可愛らしいですね」

「あぁ、姪です。将来俺と結婚するって張り切ってるんで困っちゃう反面可愛いっすけど」

『1ミリも言ってないよ』






へいきでウソをつく男、悟くん。

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