ビビリ−４４％の審神者 ページ46
三日月 「なるほど……」
燭台切 「どうしてその事を早く言わないの？ まぁ、主のことだから心配させるからとか思って遠慮してたんだろうけど……」
全くもってその通り。燭台切さんの言葉に身を小さくさせた。
私の話しを聞いた後に難しい顔をして話し合う三日月さんと燭台切さんから視線を外した。
プレゼントを漁っていた鶴丸さんと一期さんの様子をチラ見すると、一期さんと目があった。
一期 「このプレゼントは一度でも開封いたしましたか？」
A 「あ、ええっと、最初の二回だけ開けました」
鶴丸 「ちなみに何が入ってた？」
A 「虫とか、写真とか……ですかね」
鶴丸 「じゃあ、こういうのもあったっていうのは知らないんだな」
こういうの？ 首を傾げると、鶴丸さんから視線を受けた一期さんがプレゼントの山の中からなにかを取り出した。
一期さんの手には花束が握られていた。残念ながら花の種類はわからない。
A 「これが、プレゼントにですか？」
一期 「はい。袋に包装されてお気づきにならなかったでしょうが、虫以外にもこのような花束や装飾品やぬいぐるみといったごく普通のプレゼントもございましたよ」
鶴丸 「なにがしたいのかますます訳分からなくなってきたんだよなぁ。主のことを好いているのか恨んでいるのか……」
一期 「どちらの可能性も捨て切れませんね。様子見をしたい所ですが、これ以上主殿に不快な思いをしていただくわけにはいきませんし、早急に政府に相談するのが吉かと」
A 「お気遣いありがとうございます……！ えっと、やっぱりそうですよね、相談したほうがいいですよね」
一期さんの言葉に鶴丸さんも頷いていた。
一人で政府に行ったら怪しいだろうと今まで行くのを躊躇っていたのだが、バレてしまったし、勧められたし、行かない理由はないだろう。
お昼ご飯を食べ終わったら行こう。そう決めて一期さんから受け取った花束をおいた。
造花なんだよね、これ。にしても綺麗な形の花だなぁ。
小狐丸 「間違ってでも飾ろうなどと思われないように」
A 「お、おお思ってませんよ！？ ……あ、どうでしたか？」
和泉守 「特に変わった所はなかったな。やっぱり窓からか？」
和泉守さんの視線は私を越えて窓へ。
小狐丸さんと和泉守さんにどこからいれたのかを見てきてもらったのだが、何もないそうだ。
……窓、ちゃんと閉めよう。
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☆ - これで完結なんて、、面白かったからもうちょっと読みたかった、、非常に残念です。 (2021年1月17日 2時) (
レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
kaname(プロフ) - ふと目に止まって作品を読ませていただきました！面白くて一気に読んでしまいました…まさかの4年前の作品…！審判者ちゃんが可愛くて微笑ましかったです！素敵な作品ありがとうございました！ (2020年11月7日 13時) (レス) id: 2af994e445 (このIDを非表示/違反報告)
せんり - ビビり審神者ちゃんすごく可愛かったです！ (2017年11月30日 21時) (レス) id: 85f5f22765 (このIDを非表示/違反報告)
明素華 - めちゃくちゃ面白かったぁ〜(\>v< *)ビビりも、可愛い!!刀剣男子の、出し方が上手だったぁ!! (2017年10月8日 19時) (レス) id: 66b6a0e086 (このIDを非表示/違反報告)
らんじぇ(プロフ) - ゆりかさん» 閲覧いだだきありがとうございます！そう言っていただけて嬉しさでいっぱいです♪推しでしたら蛍丸とまんばちゃんですね！でも加州も好きです！可愛いですよね〜！ (2017年8月26日 21時) (レス) id: 46a2904721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんじぇ
| 作成日時：2016年3月18日 19時
