ビビリ−１％の審神者 ページ3
次郎 「あー、暇だねぇ」
A 「そうですねー……」
お昼ご飯を食べ終えて、今は大広間でのんびりくつろいでいるところだ。
隣でお酒を飲んでいた次郎さんがぼやいた言葉に、私は同調するように返した。
たしかに暇である。
以前の本丸では、手入れのほかに本丸の掃除もしていて、休める暇なんてなかった。
それに、あの時は私は追い出されると思っていたから時間にもとらわれていた。
だが今となってはそれももう過ぎたこと。
本丸も綺麗だし、手入れも終わったし、正直なにもすることがない・
A「なにもすることないですよね……」
次郎 「出陣でもしてみるー？」
A 「出陣？ ……あぁっ！！」
次郎さんの言葉で、遑さんから言われた約束事を思い出した。
それは、”日課任務”をしっかりとことなすこと。
私は慌てて制服のポケットを探り、日課任務一覧が書かれてある紙を引っ張り出した。
A 「あ、あの、これ、すっかり忘れてました……！！」
次郎 「あー、任務ってやつ？ 確か出陣ってあったよねぇ、んじゃ、それからいこうかー！」
A 「お、大急ぎでその、部隊？ 組んできますね！」
次郎 「隊長希望ね〜！」
A 「は、はい！！」
私は次郎さんになんとなくペコッと一礼をしてから、私は走って自分の部屋へ向かった。
自分の部屋にある引き出しには、審神者に配布されるという端末がある。
本丸の全情報が載っており、もちろん審神者の情報も載っている。
そのため、この端末を触れるのは審神者のみに限られていて、刀剣男士が独断でみてしまったら刀解されるそうだ。
でも、審神者と一緒なら別に見ても問題はないらしい。
まぁそんなことはどうでもいいんだ。今は部隊を組まなくっちゃ……！！
A 「え、ええっと、検非違使マークってこれ？ ということはここは避けるべき……って、全ステージついてる……！！」
念のためにステージを確認してみたが、どこもかしこも検非違使マークがついている。
検非違使については、遑さんに嫌ほど説明された。
じゃ、じゃあ、検非違使対策として次郎さんと同じくらいのレベルの部隊編成にしなくっちゃ……。
次郎さんのレベルは７２。じゃあ、その前後で……。
A 「えっと……」
私一人で決めてしまっていいのかと悩んだが、次郎さんのためだと言い訳をして部隊を組んだ。
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☆ - これで完結なんて、、面白かったからもうちょっと読みたかった、、非常に残念です。 (2021年1月17日 2時) (
レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
kaname(プロフ) - ふと目に止まって作品を読ませていただきました！面白くて一気に読んでしまいました…まさかの4年前の作品…！審判者ちゃんが可愛くて微笑ましかったです！素敵な作品ありがとうございました！ (2020年11月7日 13時) (レス) id: 2af994e445 (このIDを非表示/違反報告)
せんり - ビビり審神者ちゃんすごく可愛かったです！ (2017年11月30日 21時) (レス) id: 85f5f22765 (このIDを非表示/違反報告)
明素華 - めちゃくちゃ面白かったぁ〜(\>v< *)ビビりも、可愛い!!刀剣男子の、出し方が上手だったぁ!! (2017年10月8日 19時) (レス) id: 66b6a0e086 (このIDを非表示/違反報告)
らんじぇ(プロフ) - ゆりかさん» 閲覧いだだきありがとうございます！そう言っていただけて嬉しさでいっぱいです♪推しでしたら蛍丸とまんばちゃんですね！でも加州も好きです！可愛いですよね〜！ (2017年8月26日 21時) (レス) id: 46a2904721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんじぇ
| 作成日時：2016年3月18日 19時
