乗っ取りなんて：２３ ページ23
A 「わー、演練場だぁ！！」
無理を言ってついてきた、この演練場。
あまりにも久々なので、自分を抑えることなくはしゃぐ。
演練場は政府本部の隣にある建物。所属の国なんて関係なくここに集まるが、演練は同じ国同士の者でしかできない。
演練を行う場所は訓練場と呼ばれる実際の戦闘風景を再現したフィールドで行われ、そこに行くには訓練ゲートというものをくぐらなくてはいけない。
訓練ゲートには番号付けがされており、国ごとに色が異なっている。
申し込み方法は、審神者が所持している端末で演練場のネットワークに接続する。そこで出た同じ国の審神者情報をもとに相手を選び、選択すると相手側に通知が行くようになっている。
相手側が拒否をしない限りはそのまま演練相手として決定する。
詳しい時間と演練場のゲート番号はその後表示され、時間になれば訓練ゲートの前に行って顔合わせをする。
そして、訓練開始だ。
今も演練場ロビーで沫雪様の端末に反応があった。どうやら、演練相手として選ばれたようだ。
A 「沫雪様ー、相手が決まったんですかぁ？」
沫雪 「うん。俺と同じレベルの人からだったよ。ちょうどよかったよ」
A 「ですってー！！ 皆さん頑張りましょうね！！」
沫雪様の端末をのぞき込んでから、そういって部隊の刀剣男士に声をかけた。
今回は隊長が石切丸、副隊長がへし切り長谷部と続き、今剣、鶴丸国永、大倶利伽羅、加州清光という編成だ。
もちろん全員カンスト済み。元ブラックなんだもんねぇ。
A 「時間はいつですかっ！？」
沫雪 「んー、あと二分後かな。……二分！？」
A 「おぉ！！ いそぎましょういそぎましょー！！」
加州 「なんで見習いがはしゃいでるわけー？」
A 「いやいや、演練場なんてもー久々でっ！！ すっごいテンションあがりますよ！！」
石切丸 「そっか。まぁ、気持ちはわかるけど落ち着こうね」
A 「無理です！ はい、行きましょう！」
ボクは沫雪様の腕を引いて、先ほど端末に書いてあった訓練ゲートの方向へと走る。
沫雪様は驚いたように「えっ、えぇ！？」と声をあげている。
ボクはそんな声を気にも留めず、さっさと訓練ゲートまで沫雪様を連れていく。
そしてついた訓練ゲート。
前に立っていた人物に、ボクは少しだけ驚いた。
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らんじぇ(プロフ) - マリンさん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました！ホントですかっ！？そのように言っていただけて嬉しい限りです♪続編希望も感謝です〜！ (2016年11月6日 21時) (
レス) id: b92fd18dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らんじぇ(プロフ) - 希依さん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました！労いのお言葉も心に沁みます……(*^_^*)続編希望もうれしいです！ (2016年11月6日 21時) (レス) id: b92fd18dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らんじぇ(プロフ) - ☆☆さん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました！続編希望感謝です〜♪♪ (2016年11月6日 21時) (レス) id: b92fd18dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らんじぇ(プロフ) - 黒猫さん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました！続編キボンヌ、嬉しいです〜！！ (2016年11月6日 21時) (レス) id: b92fd18dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らんじぇ(プロフ) - あまぽーさん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました！なんとかここまで書ききれました……(^^ゞ (2016年11月6日 21時) (レス) id: b92fd18dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんじぇ
| 作成日時：2016年1月5日 21時
