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補習 ページ12
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朝は気まずかったし
お兄ちゃんは珍しくお弁当をちゃんと持って行ったから
いつもより会う時間がずっと少ない
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でも今はこっちの方が楽
何も考えずに窓の外を眺める
あの雲消しゴムみたいだなぁなんて思いながら
数学の授業を聞き流す
早く終わらないかな
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「お前補習やから放課後残れよ」
授業が終わった後、出し忘れていたノートを出しに行ったら数学の錦戸先生からとんでもない言葉が聞こえた。
は、なんで私だけ？
「嫌です」
「ほんま生意気やわぁ。プリント追加な」
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鬼だ。
鬼がいるよここに
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「逃げたら成績さげるから」
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最低だわ、この人。
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春歌 - あ―こうゆうすれ違い尊い…… (2017年11月1日 18時) (
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作者名：くるとん x他1人 | 作成日時：2017年7月13日 21時
