Destiny...〜BOT episode1〜

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〜your side〜

「はい、いらっしゃいませ！」

話しかけて来たのはすらっとした男の人だった。

恐らく年はイタルくんと同じくらいなのかな？
犬みたいな可愛くて整った顔をしている。

男性「このぬいぐるみを治してほしくて…。」


男性から渡されたのはまるで男性のように可愛い犬のぬいぐるみだった。所々傷があったり中のワタが少し出てしまっている。

男性「このぬいぐるみ、大切な人から頂いたのですが傷ついてしまって。」

このくらいなら、私でも治せるかな。


「かしこまりました。ではこちらにお名前と住所をお願いします。」

男性「はい。あ、ペンは大丈夫ですよ。」


懐から羽付きのペンを出してサラサラと書いている。

男性「お願いします。」

紙をもらってざっと目を通す。

「ありがとうございます。えっと…





．






．









．









　リョウタさんですね、お預かり致します！」






リョウタ「はい、それではよろしくお願いします。」

リョウタさんはふわりと笑ってお店を去った。

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