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あさ ページ31

〜your side〜


「……ん。」


ゆっくり目を開けるとふかふかのベッド。柔らかい太陽の光。


そうだ、助かったんだ。


颯「起きました?おはようございます。」


「アリアさん!おはようございます!あれ?」


起き上がろうとすると身体が動かない。ふと右側を見ると、、


慧「zzz……」


ケインさんが私に引っ付いて寝ていた。


「ちょ、ケインさん!?」


慧「う〜ん、ムニャ…。」


ほっぺたをツンツンしたり体を押しても全く動く気配も起きる気配もしない。


颯「全くケインは…どうぞ。」


アリアさんはグイッとケインさんを押してどかしてくれた。


「ありがとうございます。」


ささっと着替えたり準備をする。


颯「さ、行きましょう。朝食はみんなで取るんです。」


「はい。あの、ケインさんは起こさなくていいんですか?」


ちらりとベッドを見るとまだケインさんはグッスリ。


颯「別にいいですよ。死にはしませんから。置いてきましょ。」


急に毒を吐くアリアさんに驚きながら2人で部屋を出た。


…にしてもこの家?大きすぎない?


長い廊下を歩いて階段を降りる。


それに昨日とは別の方向の廊下で。相当な家の広さなんだなって分かる。アリアさんの部屋も沢山の部屋があるっぽかったし。


昨日は夜でよく見えていなかったけど窓の外はこれまた広くて綺麗な庭。まるでお城みたい。


颯「この庭がお気に入りですか?この庭はテクウさんとハジメさんがデザインして作ったんですよ。」


「テクウさんってあの帽子被ってた方ですよね?」


颯「はい。それでハジメ君はAさんの傷を治した方です。」


本当に綺麗な庭だからそこまで出来るんだなぁ〜と感心してしまう。


「にしてもアリアさんって言葉遣い本当に綺麗ですよね。」


颯「そんな事ないです。ただの子供の背伸びみたいなもんですよ。」


「アリアさんの崩れたのも聞いてみたいですけどね。笑」


颯「それはお断りさせて頂きます。結構私は訛りが酷いので。笑」


「いつかは聞かせてください!」


颯「まぁ考えてあげましょう。」

▽→←▽



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設定タグ:FANTASTICS , Jr.EXILE , battleoftokyo   
作品ジャンル:ファンタジー
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ココア(プロフ) - コメントありがとうございます!!更新頑張ります!そっちの展開も見て頂けると嬉しいです!(。-∀-) ニヒ (2020年7月29日 14時) (レス) id: 2d0a5676da (このIDを非表示/違反報告)
?片北颯嘉?(プロフ) - この物語過去一で好きです!なんかアリアと主人公がいい感じでニヤニヤ…www更新頑張って下さい!!!楽しみにしています! (2020年7月29日 13時) (レス) id: d84743a55b (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 天井桟敷さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!とても嬉しいです!!(*^^*) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 2d0a5676da (このIDを非表示/違反報告)
天井桟敷(プロフ) - SF系の物語好きです、これからも頑張ってください☆ (2020年7月19日 16時) (レス) id: ce28b5a547 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ココア | 作成日時:2020年7月14日 19時

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