ページ ページ2
「10代後半にもなれば肉体的にはまだしも精神は強くあるのが当然」という思考をしており、「弱い」と認識した人物には冷酷な言葉を投げ付ける。自分の意見と違っていれば理解が出来ず、俗に言う「僕の意見とはちょっと違うけど君の意見もとてもいいと思うよ！」ができない。理論と直感だったら迷うこともなく直感を選ぶ自己効力の塊。メンタルが強く、ストレスがあったとしても基本的に自身で対処出来ているが、稀に大きな心労があったとしても「他人に頼りっぱなしは依存しているのと同じでいざ一人になると何も出来なくなる」という考え方なので相談することが苦手。コンプレックスが自分で見つけられない程にはなく、自分の嫌いな面を聞いても見つけるのに数十分悩む羽目になる。危惧したことなんてほんの数回しかない。殺人衝動などの先天的な性質のようなものは否定しないし、必要があればしようがないと割り切っているが、必要さえもないのに不正や曲時をする輩を酷く嫌う(勉強不足によるカンニング等)。
プライドはまぁ高い方で他人に見下されたり、自分の考えを否定されることを嫌うが、それに関して「自分より弱い」と認識した人物にそう思われる時が殆どなのであって、自分よりも強いと納得出来る相手であれは何をされようと言われようと「それが当然である」と考える。自ら人に絡みに行くことは必要な場合を除いて殆どない。どうしても付き合わなければいけないとなると「浅く狭く」の関係を好む。内向的とは言えないが外交的でもない。
直接的に人を助けることは「ためにならない」と考えているが、それでも困っている人がいれば気にしてしまう、なんだかんだ言って"冷たい"とは言い切れない。影響されやすい、という程でもないが集団生活の中で全く絆されない訳でもない。これでも学園に入学した当時から見ればかなり柔らかくなっている方。当時は「弱ければ価値がないだろう」「結果が出せない癖に言い訳だけ一人前か？」という、もう本当に取り付く島のない意固地者であった。今は「お前が弱者であること以外に何かできるとは思わないが、あいにく俺は未来を知らない。せいぜい努力でもしていたらどうだ」のように、相手のこと自分よりも下だと判断した場合でも「将来的にはそうでないかもしれない」と考えるように。観察眼が鋭く、少しの表情の変化や対象の核心に気付くことが多い。自他共に甘やかさないストイックな人物。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
