第十一話 人を守る鬼 ページ12
「この子は違うの。人を食わない」
る「そんな鬼…いるわけ…」
炭治郎「禰󠄀豆子は絶対に人を食わない、鬼になってから二年以上経つけど人を襲ったことがないんだ
。俺の大切な妹だ」
な「妹…」
「そう、お館様も認めているの。だから刀はしまって？」
こ「……」(しまった)
ふぅ…なんとかわかってもらえたのかな？
胡蝶「Aさん！薬と包帯、持ってきましたよ。またなくなったら来てくださいね」
「ありがとうございます！また、任務とかで怪我したらお願いします」
胡蝶「はい、でも、できるだけ怪我なんてしないでくださいね？」
「気をつけます…」
「じゃあ、また今度」
ー帰り道ー
ジ「なぁ、本当にあの鬼は人を食わないんか？」
…！禰󠄀豆子ちゃんの話か
さ「俺は絶対にいつか人を食うと思う」
莉「俺も…だって出ないと体力だって回復しないよ」
る「僕もです…信じたいけど…」
こ「…ほっとくなんてあり得ないよ」
な「……俺も」
「……そう思うならそう思ってて。いつか、違うって分かるから」
禰󠄀豆子ちゃんは絶対に人を食わない
これだけは嘘じゃない。絶対だ
人を食べるなんて考えられないよ
だって
身を挺して兄である炭治郎くんを守った
家族だけじゃない。私のことだって。
そんな子が人を傷つけるなんて考えられないくない？
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作者名：レモネード🍋 | 作成日時：2022年8月18日 19時
