BLEN / Yuuya ﾘｸ ページ10
you side
｢あーもうなんで今日に限ってぇぇ｣
大好きな雄也とデートをするはずだった今日。
体温計は[38.5]と言う残酷な数値を出す
Aその、熱出ちゃいました…
A移しちゃダメだからまた今度一緒に出かけよう?
雄也今から家行くから
｢えっ｣
その一言は心配する様子が見えてるような見えてないような。
うーん
怖い怖い
ちゃんとしなさいとか怒られそう
あぁ…おかーさぁぁぁん！！
_ガチャ_
一人で悶えてる間に合鍵で家に入ってきた雄也は心配して走って私の部屋のドアを勢いよく開けるとかそんなのは無く
リビングから聞こえる冷蔵庫を開ける音やコップを出す音になんか安心する私
ベットで待ってるのがなんかもったいなくて
だるい体を無理矢理起こして彼がいるキッチンをリビングから見つめてた
y｢冷えピタ貼ってほら｣
冷えピタを手渡ししようとしてくるけど
私は甘えたいの。雄也に。
『ん。』
おでこを出して雄也を見つめると
普通にビニールを剥がして
おでこに貼ってくれた
もうさ、なんか
ドキドキっ
とかそーゆーのないの！？
まだ20代なんだから
まだそーゆーの欲しいでしょ！？
こーなったら移してやる
『ゆーやひとりで寝るのさみしい…』
細くて長身の彼の腰に抱きつこうとしたら
肩を掴んで阻止された。
『一緒にねよ…？ん？』
y｢やだ。移るじゃん。｣
『ゆーやぁ…』
y｢だめ、ベット入ってて。｣
『わかった…』
ひどいってぇぇ！
今すごく人肌が恋しいの！
寝てやる。いいよもう。
来たくせにちっともいちゃこら
させてくんないなんて。
入口に背を向けて目をつぶった
y｢寝たんだ…｣
げっ
寝てないんだけど
後ろで小さなため息と共に横の棚に何かを置いた音が聞こえた後
部屋から彼が出た音がした。
はぁ…バレなかったぁ…
着信音が聞こえて焦った
でもそれは私のじゃなくて彼ので
y｢あ、たなべ？いま？Aん家。｣
y｢あー風邪ひいたみたいで看病しようと思って｣
y｢襲わないしww｣
y｢え？さっきさみしいとか言って抱きつこうとしてきてさ…色々やばかった｣
y｢移るからって言って寝かせたけど｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっちー。 - いつも読んでｷｭﾝｷｭﾝしています！笑 とくに田邊さんやばいです！次は辻村さんのお話も読んでみたいです(｀・ω・´) (2017年7月17日 12時) (
レス) id: dc5ef50ebf (このIDを非表示/違反報告)
みさ - こころさん» 田邊さんのお話やばいです！本当にありがとうございます！また田邊さんのお話見てみたいです！ (2017年2月18日 11時) (レス) id: 2739c8e98b (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - ぶんさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとやりがいがあります！！また江口さん書きますね！！ (2017年2月7日 23時) (レス) id: ed6fea3e55 (このIDを非表示/違反報告)
ぶん - 江口さんのお話やばいです！いいそうです！笑 本当にありがとうございます！またたまに江口さんのお話見てみたいです！よろしくお願いします！ (2017年2月7日 10時) (レス) id: 535bed3f61 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - みささん» リクありがとうございます！！了解致しました！ (2017年2月5日 22時) (レス) id: ed6fea3e55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こころ | 作成日時：2016年12月30日 2時
