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朝食の真っ最中の出来事だった。

グ「もっきゅもっきゅ…」

ト「本当にどっから鳴ってんですかね…その咀嚼音」

其々がいつもの騒がしい会話を楽しみながら、食事を進めていた幹部様専用食堂に、数人の兵士が入ってきた。

「…お、お手紙が届いておられるのですが…」

しどろもどろな行動と口調が、よく見て取れる。

グ「ああ、いつものか…通せ。」

「……」

グ「ん?どうした。早く通せ。」

「…わ、わかりました!」

そうやって、総統様は結構大きめの段ボールが二つ、外交官様も同じに二つ届いた。

さて、お察ししていた読者の皆様もいらっしゃることでしょう…

「え、と…Aさんにも届いてます。」

『…?私にもですか?』

「…それが…!」

ドンッ!!

私の目の前には、総統様と外交官様と同じサイズの段ボールが…









七つ届いていた。

コ「えぇぇぇ!!?」

シャ「はぁぁぁ!!?」

狂犬コンビが同じタイミングで叫び声に近い驚き声を出した。

『……』

私は無言で、積み上げられた七つの段ボールを見つめた。


グ「…A、どういうことだ?」

総統様が、七つの段ボールの理由について聞いてくる。私は、端的に答える。

『懐かれたんでしょうね』

グ「言え」

『…愛想を振りまき過ぎたという所ですね。見る限り300名の方から届いています』

オ「…待って?300名もあのパーティー内で相手をしたということ?」

『?はい』

ひ「へ?」

『…?』

グ「…外交官の資格も持っていたな」

そう言えばと言った感じで私を見る総統様を傍目に、私は一つの段ボールに手を掛け、一つの手紙の便箋を開けて、声には出さずに、文字を目で追った。

そうしている私の姿を、未だ唖然とした顔で見つめる一部の幹部様方。

読み終えた私は、そっとその読んだ紙を便箋に丁寧にしまって、段ボールの中にしまった。

ゾ「なあなあ!何見たん!?」

『…夜の、ト「言わんでええ!!」…分かりました』

念のために言っておこう。私は24歳のおばさんです←←

所謂そっち系のお誘いの手紙運悪く読んでしまったがために、私はそっと段ボールにしまったのである。

24歳のおばさんです←←

そう思いつつ、もう一つの段ボールへ手を掛ける。

其処には、一つのおしゃれな小さな木箱と高級そうな黒の便箋がすぐに目に入った。

・→←・


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我々だ!カラー


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SAKURA(プロフ) - イルサーさん» マジっすか!?変換されてない部分があったと思います!訂正致しますので、少々お待ち下さいませ! (2018年12月1日 7時) (レス) id: 93ee48c149 (このIDを非表示/違反報告)
イルサー - 名前が小雪から変えられないのですがどうしたらいいですか? (2018年12月1日 0時) (レス) id: ac8521eb4f (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - りゃくやさん» そうですか…やはり行くべきですかねぇ…コメント&お気遣いありがとうございます(^^)お互い大変ですね(^_^;)声、お大事になさってくださいね! (2018年11月15日 23時) (レス) id: 93ee48c149 (このIDを非表示/違反報告)
りゃくや - 病院行ってください、僕も先月合唱祭の日熱出しながらも歌ったら、声可笑しくなりましたから、まぁ僕病院行ってませんけど (2018年11月15日 23時) (レス) id: ede8872d44 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - パーカー好きさん» お気遣いありがとうございます!パーカー好きさんも気をつけてくださいね(^^) (2018年11月15日 0時) (レス) id: 93ee48c149 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SAKURA | 作成日時:2018年10月23日 0時

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