君と話を ページ11
Aちゃんと海兎の距離が近い。気がする。
最近は一緒に居る。前はオレが隣に居たのに。
別に嫉妬してる訳じゃない。なんでだって思っただけ。
九「Aちゃ______海「A」
『あ、かいとくんだぁ』
海「今日はお昼を一緒にどうだい?」
『うんっいいよ!』
Aちゃんと2人ですたこらさっさと行ってしまう。
わざとらしくニヤッとして見てくるからとても腹が立つ。
乾「どうした?最近浮かない顔だな」
九「イヌピー…」
・
乾「その海兎?って奴も夜櫻の事が好きなんだよな?」
九「多分」
乾「アイツのどこがいいんだか」
イヌピー相談したところで、オレの事なんか分かんないだろうな。
コイツにはまだ早すぎたか。
乾「あれって今ココが話してた…」
海「おや、気づかれてしまった。隣の彼を少し借りてもいいかい?」
乾「俺は構わないが」
九「は?」
何やってんだよイヌピー!
なんでコイツなんかと一体一で話さなきゃなんねぇんだ!
九「離せよッ、!」
海「嫌だね。君と話したい事があるんだ」
海兎は自分より身長が高い為それなりに力もあった。多分オレと同じ位。
解せぬ。
九「はぁ…んで?何の用だ」
海「Aについてなんだけどね」
九「待て、Aちゃん関係の話ならこっちもある」
海「おや。では君からどうぞ。」
なんでAちゃんを知ってるのかを知りたい。
勿論昔から友達だったんだろうが。
九「お前にとってAちゃんはなんだ?」
海「何って…Aは僕の恩人さ」
九「恩人?」
何を言い出すかと思えば。
恩人だと?考えれば考える程分からなくなる。
海「初めて会ったのは、この間君達が行った 海 だよ__________
「人が溺れてるぞ!?」
「誰か早く助けてあげて!」
「あぁ、あの子はもうダメだな」
大人達は皆口を揃えてそう言う。
ずっと見ているだけで誰も助けてくれやしない。
自分でも死んだと思った。
その時、1人の少女が僕の腕を掴んだ。
『____起きてぇぇぇ!!!大丈夫!?生きてる!??』
海「げほっ ごほっ…助けて、くれて…ありがと…」
まるで人魚姫の世界に入り込んだみたい。泡にならない運命のね。
人魚姫そのものが助けてくれた、素晴らしい話だ。
そんなお姫様に、僕は心惹かれてしまったんだ。
この気持ち、君も分かるだろう?
ねぇ。九井くん。
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きのこの子 - ら、ランキング入りですって…?ー作目と共に、ひたすら感謝ですね。見て下さる皆様、本当にありがとうございます!リクエストも募集しています!これからも宜しくお願いします! (2021年11月30日 17時) (レス) @page16 id: bb914dd21a (このIDを非表示/違反報告)
きのこの子 - コムギさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!もう文才はマイキーに蹴られてどこかへ飛んで行きましたので…笑 (2021年10月28日 17時) (レス) id: bb914dd21a (このIDを非表示/違反報告)
コムギ(プロフ) - え、文才ありすぎじゃないですか?めっちゃ驚いてますてか尊敬してます!すご!がんばってください、応援してます! (2021年10月27日 17時) (レス) @page7 id: 1d1a790c9b (このIDを非表示/違反報告)
きのこの子 - あかりさん» 今入れようかどうか迷ってて…希望なら入れます!確認ありがとうございます! (2021年10月5日 16時) (レス) id: bb914dd21a (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - あの、失礼だったら気にしなくていいんですが、オリキャラって入れますか?主人公の幼馴染みみたいな (2021年10月5日 9時) (レス) id: f047b3623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きのこの子 | 作成日時:2021年10月2日 17時