story 25 ページ28
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｢あ、Aちゃん！｣
俺らが病院の前に着いたとき、ちょうど着いたらしいAちゃんに会った。
如 ｢海ちゃん！廉は？大丈夫…？｣
廉 ｢俺は大丈夫やって言うてんのに…こいつらが、無理やり…｣
｢こーら！大丈夫じゃないでしょ！8度あるんだよ！？息切れしてるし！｣
如 ｢8度！？なんで急に！？｣
廉 ｢わからんけど、ただの風邪やろ…｣
海 ｢それでも不安なのは不安だから！ね！？｣
廉 ｢もー、わかったって…｣
本当に体調が悪いのか、意外とあっさり分かってくれた。
とっても珍しい。
受付で保険証を渡して、順番が来るまで待つ。
如 ｢そういえば紫耀、今日撮影は？あったんじゃないの？｣
紫 ｢ああ、今日そんな長くならなかったから…タイミング良かったわ。｣
如 ｢そうなんだ、お疲れ様。廉は？海ちゃんはオフだったよね？｣
｢今日は廉もオフだったみたい。Aちゃんの家から帰った後に廉の家行ったんだけど、なんか寝込んでて。｣
廉 ｢俺の家、来たというか、押しかけたんやろ…｣
如 ｢分かった、廉はしんどそうだからそれ以上喋んないで。呼ばれるまで寝てて。｣
廉 ｢え。｣
｢はーい廉。Aちゃんの言うことは聞こうね？うちのAちゃんが言うことには。だよ？｣
廉 ｢うわ。うるさ…。｣
紫 ｢はい、おやすみ。｣
Aちゃんが言ったから。って理由で無理やり廉を寝かせて
まぁ、Aちゃんが言ってなくても大人しくさせるつもりではあったけど。
｢ねぇAちゃん、本当に診てもらわなくて大丈夫？｣
如 ｢大丈夫。私はただの低気圧だし。｣
紫 ｢無理してない？ほんとはまだちょっとしんどいでしょ？｣
如 ｢しんどくない。ほんとに｣
たぶん、ほんとはまだ本調子じゃないはず。
だけど、無理やり診てもらうわけにもいかないから…。
｢ほんとのほんとに、無理しないでね？｣
如 ｢うん、ありがとね｣
この子は昔から無理しかしない。
ずっと一緒にいるんだから、もっと頼って欲しい。
だけど今は、廉の方。
看護師 ｢永瀬さーん｣
紫 ｢廉、起きれる？呼ばれたよ｣
廉 ｢…ああ…。ありがと…。｣
かなりしんどそうな廉を、診察室まで連れていった。
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いちご - 作者さんのお話をはじめてみたのですが、とても面白かったです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年9月6日 17時) (
レス) id: f9798d04d0 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 作者さんのお話をはじめてみたのですが、とても面白かったです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年9月6日 17時) (レス) id: f9798d04d0 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - お気に入り登録させてもらいました♪更新楽しみにしてます！！ (2020年4月14日 20時) (レス) id: 5b8145f7b2 (このIDを非表示/違反報告)
ここな(プロフ) - みみさん 感想ありがとうございます！ぜひ楽しみにしていてください！^^ (2020年4月13日 20時) (レス) id: fcc54e29d1 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 続き気になります！これからも制作頑張って下さい！楽しみにしています^^* (2020年4月12日 0時) (レス) id: e9d47b0e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここな | 作成日時：2020年4月8日 18時
