桜蘭高校ホスト部。

☆6★ ページ7

?4『で、その隣に居るのが三年生の モリ先輩。』


女生徒7『モリ先輩 もケーキはいかが？』


女生徒8『とっても美味しくてよ？』


モリ先輩『…。』


静かにケーキを口にして、また静かに頷く先輩。


ハルヒ『一言も話していないようですけど…』


?4『寡黙さが売りなんだ…。』


ハルヒ『理解できない…。(・_・;)』


ハル と自分は部室を出て行こうと、ドアに手をかけた…


?4『各自の特性を活かして

お客様のニーズに応えるのが、うちの方針でね。

君達には暫く此処の雑用係として…

｛ｶﾞﾁｬｯ…｝ﾊｧ…逃げるのは勝手だが、

此方はこんな素敵な場面も抑えてあるんだ…』


眼鏡をかけた男生徒はそう言うと…

最新端末のような物を取り出し、

自分と ハル の欠伸をつられながらもしている写真や、

居眠りしている写真、廊下で二人共転けそうになった時の

写真等を見せてきた…。


?4『うちの情報網を甘く見ないで戴きたい。

無事に卒業したければ、其処のドアから出ない方が賢明だな。

俺は、鳳鏡夜。よろしく？』【微笑】


ハルヒ『悪魔の笑みだ…。(・_・;)』


環『そんなんじゃ、女の子にモテないぞ？』


ハルヒ『はぁ…((・_・;)』


A『…(近づかないで欲しいです…。)』


環『ホスト部モットーその壱。

《 強く、気高く、麗しく。》その弍、』


ハルヒ『どうでも良いです。男とか女とか外見とか…

どうでも良くないですか？大切なのは中身でしょう？』


A【頷く】


環『確かに…君達がそうやって

自分を慰めたい気持ちはよ〜くわかる。でも、

美しく生まれた人間だって大変なんだ…

目に見える人々の為に日夜努力をして美を

追求せねばならない…例えば自分のvisualがどの

アングルから最も美しく見えるか。

俺の甘いマスクは右斜め38.5度が最も美しい。

とは言え、左斜め42度n』



ハルヒ『…(何て言うんだっけな…こう言うの…。

面倒…じゃなくて…もっと的確な言葉が……あ…!!) ウザい。』


ハル が何やら 環先輩 に思った事を見つけたようで、

その言葉を発した途端…その言葉は形となって、

環先輩 に思い切りぶつかり、環先輩 は見事ウザい。

とハッキリとした言葉と一緒に

壁に打ち付けられた衝撃で挟まってしまった…。


ハルヒ『え？其処まで？(・_・;)』


光『スッゲェー！』


馨『お前やっぱ強者だなー！』


鏡夜『う〜ん…中々のダメージだ。』


ハニー『ハルちゃん スゴい♪』

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