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☆29★ ページ30

ハルヒ『その割には 一語一句覚えてらっしゃるような…』


城之内『あっあまりにも 歯の浮くような台詞だったから、

忘れられなかっただけよ。

ま、どーせ彼方は忘れてるんでしょうけど…。

兎も角!要するに!あんな歪んだ姿勢絶対許せませんの。』


ハルヒ『はぁ…(;・д・)』


城之内さん 目を合わさなくなって あちこち周りをみたり、

時には心のままの表情をするから 少し面白かった。

それより、城之内さん は 環先輩 の事を良くも悪くも思ってる…

どうにかしてあげたいな…。

でも、今何より気になるのは 環先輩 が熊の着ぐるみを着て

歩き回っているという事だ…。


城之内『私はあんな浮ついた人に邪魔されずに、

落ち着いて勉強したいだけよ。

余計な事で心を乱されたくないの…!』


城之内さんは自分で吐いてしまった言葉に驚き、

我に帰ると一呼吸おいた…。


城之内『空気がお悪いですわね…。』


城之内さんが近くの窓を思い切り開くと

湿気を含んだ風が部屋中に広がった…。

それを身に受けて、城之内さん は焦ったように髪を整えてる。


光『あぁー!癖毛発見!』


二人がいきなり近づいて、髪を勝手に触れる。


馨『へぇー、綾女姫、実はすっごい天パでしょ?』


光『雨で溶けちゃったんだよねー?』


馨『それなら、いっその事この癖毛を生かして、』


城之内『余計なお世話よっ!!』


劈けるような声とともに大きくオーラが広がる…

色が思い切り濃くなり、つい目を覆ってしまった…。


城之内『どうせ私の髪は歪んでいるわよ!

だから、雨何て嫌いだって言ってるのっ!!』


環『!!』


城之内『貴方のせいよ!貴方が勝手に間違えるから、

お陰で豆に、美容院に行かなきゃいけなくなったんじゃない…。

貴方のせいで、此方は何だか何時も落ち着かないの。

もう、いい加減にしてよっ!!

これ以上、人の気持ちまで 歪ませないでっ!!』


やっとの思いで目を開けると…

城之内さんは筆記用具等を持って駆け出した。


{ボトッコロコロ…}


城之内さんは持っていた筆記用具を落としてしまって

中身が散らばってしまった…。

それをこの空気の中拾う事が出来るわけもなく、

ハル と一緒に落としたものを拾っていると…

頭の先にクマちゃんが付いてるペンを見つけた…。


ハルヒ『これ、もしかして…先輩が探してた…』


ハニー『あの子、ホントはタマちゃんの事大好きなんだね…』

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黒月夜天(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 頑張ります!! (2022年11月13日 4時) (レス) id: 7eaf75f414 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2022年4月2日 7時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜天(プロフ) - うたプリ大好き?さん» え、あ、え、読んで頂けて嬉しいです!!!!モチベが上がったのでお暇でき次第で更新させていただきます! (2022年4月2日 3時) (レス) id: 7eaf75f414 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月2日 2時) (レス) @page30 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜天(プロフ) - ポチさん» ありがとうございます! バケモノの子の質問等に関しては、バケモノの子の作品ページでコメントして頂けると助かります! (2018年6月8日 21時) (レス) id: 83b87c910d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒月夜天。 | 作者ホームページ:http://kokolonohonnne  
作成日時:2016年1月19日 20時

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