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49. ページ50

真夜中なのもあって所々 間接照明頼りで御手洗に行き、

音羽家 到着早々のお部屋紹介を思い出しつつも

何とか人の気配がする作業部屋に行き着き、

ノックをしてみたが中からの返事は無い。


A『 お邪魔します…。』


致し方無く そっと扉を開けると奥のゲーミングチェアーに

ヘッドフォンをして黙々と制作作業をしているのを見つけた。


A『 音さん…? 』


音羽『〜♪︎…〜♪︎♪︎ 〜♪︎』


鼻歌交じりに爪先でリズムを取り、

集中しているのもあって聞こえていないらしい。


作業部屋を見渡すと色んな楽器や機材があるのを見て

思わず わぁ… っと声が漏れる。


音羽『ぅわっ… !? 』


その声に驚いて Aも肩を跳ね上げ 振り向く。


音羽『びっくりしたぁ… 何してん…?』


ヘッドフォンを外し 画面を見えない様 椅子から立ち上がり

背中の後ろへと隠す 音羽 がAの視線の先を見る。


A『様子を見に…?』


音羽『ごめん 集中して書いてたわ。そんな経ってた?』


A『全然。一時間くらいです。』


作業していた所を見ると缶ビールは既に二つ空いていて、

他にも氷が入ったロックグラスとボトルが有って

他のお酒も飲んでいたんだなぁ と 音羽 が作曲に向かう為に

部屋を出た時より酔っているのにも納得した A。


音羽『この日本酒美味しいんよ。Aも呑んでみ?』


A『良いんですか…?』


グラスに氷を入れて日本酒を注ぐと 音羽 はよーく混ぜ

それがグラスに馴染むと 両手に確りと持たせ、

横にあった椅子にAを勧めて座らせた。


音羽『美味いやろ。』


A『ん、甘くてさっぱりしてて美味しい。』


音羽『やろ?お気に入りやねん。』


A『あの絵、素敵ですね。』


壁に掛っている絵を見つめながらそう言うAに

音羽 もつられてそれを見る。


音羽『あれ、描いたん俺やで。』


照れを隠す為もあって 巫山戯気味にでへでへ言う 音羽。


A『凄い…この絵、すきです。』


目を輝かせて 音羽 の目を見るものだから

えへへ と分かりやすく照れ仕草を見せる。

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月(Runa)(プロフ) - 黒月夜天さん» なるほど (1月19日 21時) (レス) id: 06ea40ba98 (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜天(プロフ) - 月(Runa)さん» 知ってはいるけど、って感じ。 (1月19日 14時) (レス) id: 7eaf75f414 (このIDを非表示/違反報告)
月(Runa)(プロフ) - アマリザとあみかの話しも? (1月19日 12時) (レス) id: 06ea40ba98 (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜天(プロフ) - 月(Runa)さん» 音ちゃんロス起こしてから最近の見てなくてよくわかってない (1月19日 12時) (レス) id: 7eaf75f414 (このIDを非表示/違反報告)
月(Runa)(プロフ) - 彼氏できてからちょっと変わった気がするけどね (1月19日 9時) (レス) id: 06ea40ba98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒月 夜天 。 | 作者ホームページ:http://kokolonohonnne  
作成日時:2021年4月12日 22時

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